サービスは無限大
最期の「選択と決断」
IT化は営業スタンスまでも変える
「もう~いくつ寝るとお正月 お正月にはたこ上げて~」
50数年前の日本は、月にウサギがいることや絵本の主役はかぐや姫。最近の子供達は、ブランド商品を手に携帯電話でお遊びをすることが主流になった。絵本がテレビに変わり、デパートやスーパーから通販生活に、小売業もコンビニエンスストアーに大きく変化した。通信販売もTVショップや電子化(ネット)によって需要の拡大に躍起だ。
去る10月21日に財務省のHPで入札公告があった。
リーフレット「消費税総額表示」の委託梱包発送業務、お蔭様で落札することが出来た。
発送件数1716件 取り扱い個数4600個 数量728万部
その後、落札結果情報として「落札日・落札者の氏名及び住所・落札価格・落札方法は最低価格」とHPでディスクローズされている。
弊社の創業期は、諸官庁を中心に営業展開、その後創業20周年に民需拡大をテーマに今日まで努力し、創業40周年を目前にしておりますが、常に営業対応はフェースtoフェースを基本に徹底した訪問営業とご来社を頂くことで、信用を重ね重ねて発展してきた。
しかし、時代はますますIT化が進化し生活はもとより、経営環境や営業環境も根こそぎ変えてしまう。地上デジタル放送もいよいよ12月1日からスタートする。
「e ビジネス いよいよおもしろい時代になってきた?」
2003 「成果と反省」
今年度のスローガン「選択と決断」は、私にとって常に緊張感を与えてくれることになった。
人事・組織・生産設備・フロアの改善・財務関係・環境整備、全てに手を打たしていただいた。
- 中途採用者の経験やスキルが管理機能を更に増幅させた。
- 基幹業務システムが評価され、販売管理も含めた新規受注の獲得が出来た。
- 生産ラインに「商品異動昇降機・わたりーてつや」の設置により省力化に成功した。
- L&Dシステムの開発により、顧客ニーズの多様化に対応できた。
反省について
- ISO品質マニュアル等が不徹底であったために、クレームが年間50件発生。内容は、作業ミス22件 誤発送20件 仕様ミス2件 その他6件
- 顧客重視(CS1)の概念が不徹底であったために、営業対応で叱責を頂いた。内容は、思慮不足が要因であったにもかかわらず特需対応と抗弁したこと。
- デフレ対応に工程管理や生産性の向上で吸収しきれず収益目標を達成できなかった。内容は、大口得意先のオープンコンペや入札物件の対応で20~40%コストダウン
- 第三次構造改革の実行が、営業環境の変化により実現できなかった。内容は、長期的展望を視野に総売上や信用力を更に充実させることを優先させる。
上記のとおり「選択と決断」を常に意識しながら、勇気を鼓舞し収益マインドや顧客重視の高揚を図ってきましたが、全てに満足と言うところまでには至らなかった。
「年度末を無事故で」
いよいよ師走、弊社の全てをぶつけて「年度末を無事故で」をテーマに業務に邁進していただきたい。組織に活性化をもたらすためにも更に強力な人事を実行していきたいと考え今月から、業務課(M3-3F)に物流管理課の勝田Mを配置し、マネージャーとして新しい感覚で業務遂行に努力していただくことにした。
佐藤顧問には、過去の経験と実績を生産管理部の工程管理も含めた「総体管理」に汗をかいていただくことに致しましたので、ヤングリーダーは更にスキルアップのために中途採用者と社内の先輩の良きアドバイスを素直に受け入れて、将来の中間管理職としての覚悟と大いなる夢を抱いていただきたい。
「サービス向上は無限大」
P&Dヒロサワは、「品質・コスト・納期」はもとよりさらにサービス向上に、全社員一丸となって努めてまいりましょう。
代表取締役 廣澤三夫