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「凄まじい21世紀型マネジメント」

長期的視点と覚悟の「コラボレーション」
平成の怪物、抵抗勢力&刺客

改革には、大きな痛みを伴う

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

8月8日、衆議院が解散され、その日の夜満を持して8:30から約30分間、NHKをキーステーションに小泉総理大臣は国民に向けて朗々と謳い上げた。

「郵政民営化法案は参議院で否決されました。私は国民に信を問う為に衆議院を解散いたしました。」それからの小泉自民党は、過去に例を見ないスピードと大胆な手法で「改革を止めるな」をスローガンに、次から次へと手を打ち果断に攻めた。

それ以来、毎日毎日「衆議院選挙がマスコミを牛耳ることになった。」

国の財政再建の本丸と位置付け、郵政公社の早期民営化を積極的に掲げる小泉総理。徹底した、反対議員への刺客(候補者)擁立。構造改革を長期的視点に立って、退路を断ち、覚悟を決めて今回の選挙に臨んでいる。

凄まじい勢いとマネジメントを活かしながら、国民をとりこにしてしまった。

「投票日は9:11」結果が大いに楽しみである。

この構図を、私達の職場にも当てはめてみたいと思いパソコンに向かっている。

弊社に於いても、バブル期における経営判断に若干の甘さと問題があったのも事実であり、それらの要因と併せて、行・財政改革に伴う需要の低下やデフレ等問題が山積している。キャパの違いはあったとしても視点を変えれば同じ悩みを抱えていることも事実だ。

皆さんご承知の通りそれらへの果断且つ積極的な対応によって「新生・P&Dヒロサワ」は、改めて平成17年8月23日スタートを切ることになった。

新・スローガン決定

スタートを切るにあたり、社員の皆さんに新・スローガンを募集したところ沢山の応募があり、管理職の峻別投票により以下の三点が採用された。

  • 有言実行「クオリティー&チャレンジ」
  • 有言実行「未来に向かって大きな飛躍!」
  • 有言実行「改革は、ニ
  • ーズに応える一歩から」

敢えて、有言実行と付けさせていただいたのは、覚悟を決めて臨むことが必須条件と捉えたからで、視点の違う三つのスローガンを徹底し、成果を収めたいとの思いからです。それらに伴い、組織も改善いたしました。

弊社としては、初めての試みであり大変楽しみにしております。

・・・& 他部署 兼務

旧来、担当部署は一部署を任じてきましたが、このたびの役割期待は二部署を担当していただくことで、「視点を変え、流れを変える」の基本的な考えに沿って行動をしていただく。

業務課の中心者が管理課の席について、管理業務の問題点や難しさを認識し、管理課内の「不合理な点を改めるべきは改める。」さらに、CS管理課の中心者がCS営業課の一員としてお得意先様にお伺いをし、「お客様に誤った志向があれば、ご提案すべきはご提案をする。」管理課の中心者が業務課の実務を管理監督することで、「不都合を、正すべきは正す。」

「知ることは行うことであり、行うことは知ることの完成である。」

情報を共有化し、問題点を深く掘り下げ、時代にあった対応を施し、新・スタートにふさわしいモチベーションとコラボレーションを最大限に活かしていきたいと考え実行致しました。

7月度から高橋営業担当部長が業務部キャプテンとして就任し「顧客の視点」に立って陣頭指揮にあたった結果、成果をあげていただきました。

お陰さまで、中間管理職の意識も担当者の意識も大分変化いたしました。商品のチェックから、細かい荷姿のチェックまで顧客の視点に立って、丹念に行われるようになったとの報告を聞いております。

このたびの成果を、全社的に対応することで「職場の活性化」はもとより、人材育成にもかなり効果的ではないかと期待しております。

「権限の委譲と組織的運営」

企業の進化はもとより、時代の変化に適時適便に対応し、いかなるお得意先様にも対応可能な組織構築を目指しながら、権限を委譲し常にフレキシブルな組織構築を目指していきたいと考えております。

この度、さらに需要の拡大を念頭に営業推進本部を新設し、統括部長に竹内生産管理統括部長を配しました。新鮮な目と積極的な行動で「顧客創造」に全力であたっていただきたい。

平成という時代、なかんずく21世紀は、変化(進化)の時代であり過去の慣わしや発想では、生きていくことすら難儀な時代になりました。

「抵抗勢力や刺客」が、私どもの行動・言動に目を凝らしてみております。

まさしく「生き馬の目を抜く東京。」しっかりとした企業理念を更に充実させ「あなたの会社の発送部」として、貢献していきましょう。

代表取締役 廣澤三夫

廣澤 M
廣澤 M

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