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「権限の委譲と組織的運営」の柱

「女性活躍の時代」の先頭を走る
「創業者精神の継承者」として

専務取締役の「役割期待」とは…

令和元年の年末にあたり、ご挨拶申し上げます。

創業以来54年、当社は来期に「55周年の佳節」を迎える事になります。同時に私の人生のすべてを捧げて来た社業について振り返る「絶好の機会」と捉えております。 当社は昭和40年2月、創業者・廣澤正男(当時27歳)の英断によって起業されました。

東京オリンピック開催の翌年でしたが、世の中は「戦後の匂い」がここそこに燻っていた頃と記憶しております。他方、オリンピック開催に向けての突貫工事の槌音が、国民に「夢と希望と勇気」を与えて頂いた時代でもあったと、感慨もひとしおでした。 西新宿の高層ビル群などは、当時は見る影もありませんでした。私たちの想像を遥かに超える「新幹線と高速道路」が、東京の景観を大きく変貌させる象徴となった時代でした。 日本が五輪の余韻に浸りながら経済成長を続ける中で「廣澤梱包興業有限会社」は、わずか16坪の倉庫に事務机、固定電話が一台、2トン車が一台、「りんご箱」を改良して作った作業台でスタートし、暫くの間は「ゴロゴロしている事が仕事」でした。

あれから54年の長きに渡り、沢山の皆さんの献身的なご支援とご協力を頂きました。 お陰様で、当時私達が想像もしていなかった、立派な会社に成長することができました。 この場をお借りして、衷心より感謝の意を表したいと思います。

さて令和2年は奇しくも「東京オリンピック」が開催される運びとなっております。 私の人生で、「世界最大の世紀のスポーツイベント」を2回も経験出来る幸せと幸運を感じながら、前回の「東京オリンピック」を思い出しております。併せて、亡き創業者・廣澤正男が文字通り粉骨砕身の努力をしていた、当時の営業〜経営に対する創業社長としての思いを回想しております。 「今日の仕事を、明日に延ばすな」…この発想の原点は、倉庫が狭いので「今日入荷した商品」は、その日の内に梱包作業を完了させ2トン車に積み込み「倉庫に格納」し、翌朝に出荷をしてから出社する。そして当日入荷して来る商品を待って、事務処理や梱包作業などを行うなど、時としては夜を徹して作業を行う日もあり、生き残りのために必死に仕事と戦っていた事を思い出しております。

時代は大きく変わり「次の50年・100年企業を目指す」「企業価値の最大化」「皆が誇りを持てる企業へ」と目標やテーマも変わり、谷口 太・現社長を筆頭とする第三世代の台頭によって「梱包会社〜より付加価値の高いサービスの提供」など、企業の社会的責任を更に高めつつ、持続可能な企業経営を目指すまでに、成長することができました。

今後の課題は、立てた目標やテーマを確実に実行して行く覚悟と実行力、そしてそれらを運営管理して行くための組織力、なかんずく「人材(人財)」の登用が大切になって来ると考えております。時代は大きく変化し続けます。柔軟な発想と「視点・視野・視座」を高めつつ「女性活躍の時代の最大化」を想定し、このたび組織の要として「専務取締役」に現・取締役飛翔統括部長の加藤ゆうこ氏を推挙致しました。

「想いの継承」を強く意識しながら「次の50年・100年企業」を目指し、加藤氏らしく、一層の社業の発展に努めてもらえればと願っております。

引き続き皆様の変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げ、年末のご挨拶に代えさせていただきます。

代表取締役会長 廣澤 三夫

2020年はもうすぐそこまで来ています。

このたび、2020年1月1日付にて専務取締役の大役を拝命致しました。入社以来10年5ヵ月、入社当時は夢にも思わなかった重責に身の引き締まる思いが致します。

専務取締役として「管理体制の強化」「想いの継承」「それぞれが持つ良さと強みを引き出す人事/組織づくり」の実現に向けて、最大限の努力を惜しまない所存です。 これまで社内報等を通じて「もっといい会社を創ろう」をコンセプトに、様々なメッセージを発信してまいりました。

2020年はカルチャーブックにもあります「常に挑戦」を宣言致します。私は、幼少の頃から、「自らに出来る小さなことから挑戦」してきました。来期も当社で起きている現実を直視して、皆様のお役に立てるような職場環境の整備をお約束いたします。 来期は新宿と大阪の2拠点が増えます。当社で働く全社員・従業員が安心して仕事に邁進できるように、残りの1%のところを明確にしていきます。全社一丸となって100%の体制で顧客満足に努めてまいりましょう。引き続き、皆様のご協力をお願い申し上げます。

専務取締役 加藤 ゆうこ

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