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ようやく、なが~いトンネルを脱した?

辛抱する木に花が咲く・・・・・

新人事でマンネリ化~活性化へ

先手必勝・創意工夫・総力結集

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

厳しい冬が過ぎ、暖かい春がようやく到来してきた。
四季を通じて、この季節が一番変化を感じる時期でもある。
そんな中、日本銀行はデフレ脱却を示唆して、量的緩和政策の解除に踏み切った。
なが~いトンネルを脱したと認識したようだ。しかし、私たちの生活にとっては、まだまだ実感するにはほど遠いと認識している方が懸命なのだが、マクロ的には、そうあって欲しいと言う願望が色濃くにじみ出ているのではないかと思う。

今後、日銀が打ったこの手が消費マインドを高め、高齢者の資金にお楽しみが殖え景気回復へのきっかけなど好転することを期待して止まない。

注意しなければならないことは、私たちにとっては「風が吹けば桶屋が儲かる」的な安閑とした状況にないことだけは、承知しておかなくてはならない。

心がけとして「冬は必ず春となる・・・」を確信し、「先手必勝・創意工夫・総力結集」を大きなキーワードとして、辛抱に辛抱を重ね全社一丸となって、大きな花を咲かせようではありませんか。

「自発・能動・・・思わずこぼれる微笑!」

三月人事は、見事に的中した。マンネリ化した職場に活力が注入され、その勢いは目を見張らせる物がある。年度末の超繁忙期に果敢に挑戦し、営業部と呼吸を合わせながら苦労している厳しい現実を受け止め、生産性の向上のためにライン構成はもとより、品質の維持管理や製品実現のために若さを強調し新風を送り込んだ。

「自発・能動」職場に笑いや歓声が上がるようになった。目標に対して喰らいついていくその姿勢に、あの人にもこの人にも「思わずこぼれる微笑!」は、花を蒔いたような状況に写ってくる。私一人が感じているのではない。

他部署もそれらにつられて、好結果を生んでいる。大変にありがたい。

営業部に新戦力「訪問活動目標管理」

創業期を知るものが数少なくなってきた中で、このたびの創業記念日に30年勤続表彰を受けた業務部H副部長は3月13日から、営業推進部に配置転換された。
テーマは、業務部で「顧客満足&顧客重視」を徹底して実践してきた実績を、多くのお得意先様にお訴えをし、その姿勢についてご理解をいただく事を念頭に、既存客はもとより新規顧客にも機会あるごとにお伺いをさせて頂く。

弊社にとって、画期的な人事と受け止めております。数ヶ月前に、営業部部長T氏を業務部キャプテンに就任させ、顧客の視点に立って生産管理に新風を吹き込み、それ以後徹底した品質の維持(製品実現管理責任者)管理に努力して頂いているが、このたびの人事はまったく逆の発想である。

営業部の行動力アップに新発想として「訪問活動目標管理の徹底」を指示した。
顧客満足は「足で満たす」が鉄則であり、顔と顔を合わせ御用を聞いて廻る。
いわゆる御用聞き営業が、IT化の時代だからこそ求められている。
業務部で成果を上げた実績を、営業部の活性化と受注拡大の突破口として活用していただくことを期待している。

次の一手は、「徹底したセクショナリズム」

創業以来、弊社の原点としてきた協力(小さな力を足して大きな力に)体制をさらに強固にし、業績向上の一手としてある意味では組織にとって悪玉と言われている「セクショナリズム」を、あえて徹底させる事を言明した。

お互いに高めなくてはならないモチベーションを、部署間の馴れ合いによって生ずる妥協の産物が、受注拡大や競争力を低下させているのではないかと感じ、意識改革の原点に、徹底した部署間の競争原理を採用し、新生P&Dヒロサワの更なる発展のために、活用していきたいとの思いからです。

情報の共有化はもとより、お互いに強調し協力をしていく中で、相乗効果を図っていくことは組織運営の原点であり、これを阻害することではありません。現状を打破し意識高揚させていく為に、あらゆる角度からチェック機能を組織的に対応し、顧客満足の更なる向上を実現していこうという事です。
おかげ様で、各部に優秀な人材が配属され、威風堂々の陣列が確立されつつあります。

企業は、常に進化しなくてはなりません。

意識改革は、世の常であります。春を呼び込む努力をお互いに意識しながら、新年度に向けて新たな挑戦をしてまいりましょう。

「湿れる木より火を出だし、乾ける土より水を儲けんが如く・・・・」

代表取締役 廣澤三夫

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