大きな課題「税と社会保障」の一体改革
政治がもたらす国民生活への影響

スローガン「もっと　いい会社を創ろう」

今年に入って、伊達直人ががぜん話題となっている。

施設で育った伊達直人は、社会貢献のためにプロレスラーをめざし、タイガーマスクとして一世を風靡する。

そこで得た収入の一部を恵まれない子供たちに施すという粗筋、マンガの中で英雄視された彼に倣って、福祉施設にランドセルを贈る。美談としてマスコミが取り上げ、全国に広がった。

「思わずこぼれる微笑を！」ボランタリー精神は、格差社会の中で世間に受けている。

政治が貧困であることに業を煮やした奇特な方の振る舞いとして話題を呼んだ。

「蔵の財より身の財　身の財より心の財　第一なり」私が若いときに学んだ一節を思い出した。事業承継の道筋は、心の財をどう継承していくかに掛かっているように思えてなりません。

ランドセルに「もっと　いい会社を創ろう」の原点を見たような気が致します。

創造的対話によって問題解決を！

多くの政治家は、党勢拡大・利己的など既得権益を意識しすぎるのではないでしょうか？

企業経営に関わる私たちから見れば、おぞましいほど我欲に走りすぎる。国の舵取りを任されている政治家は、「問題提起とその解決」の挟間で対立構造を演出し、無駄な時間を費やしている。国民目線から見れば完全に透けて見えてしまう。

そんな空虚感をマスコミが煽り、重ねて国民がそれを話題にしながら我関せず「無党派」の人たちが40％もいる。

そこをめがけて受け狙いの政策を提示する。与野党の先生方は、今こそ「創造的対話」によって、早期に問題解決できないのだろうか？少子高齢化は避けて通ることは出来ない。

私企業であれば、倒産の憂き目に遭うことは必定、今国会で「税と社会保障の一体改革」の道筋を明確にしていただきたいと願うばかりである。

多くの識者は「国を開く・イノベーション」を訴える

グローバル化の波は、国民生活に大きな関わりを持ち、それらへの対応如何によっては、私たちの企業も立ち行かなくなるのではないかという不安に駆られる。

TPP（関税）問題は、グローバル化の中で避けて通れない大きな政治課題。

これらの事態を私たちの営業活動に当てはめて考えなくてはならない時代が来た。大きく変化する時代に漫然としていれば、P＆Dヒロサワの将来は無いという覚悟で臨んでいきたい。

「顧客満足度NO1をめざそう」弊社の培ってきた老舗の優位性を如何なく発揮し、企業間競争力を高めていく為のキーワードは、「意識改革と技術革新」です。

毎日、旧態依然とした発想で生産活動に一喜一憂していれば、新規参入してくる同業者ならびに異業種から参入してくる同業者に、根こそぎ侵されてしまう。

私たちは「進化から深化へ」を大きなテーマとして、怯むことなく堂々と前進しようではありませんか！

「報告・連絡・相談」は初動が命

昨年来、毎朝開催してきた「部長会」は、1月をもって発展的に解消、定例会として新たに発足いたします。

その時間を活用し各職場に「意識改革と技術革新」の重要性について共有することを決議、今月から実行に移してまいります。

いよいよ二月は大口案件が目白押しです。工程管理検討会議はもとよりキックオフを励行し、弊社独自の生産管理システムにもとづく「効率的で安心・安全」が担保できる職場環境を構築して行こう。

そのキーワードは、「報告・連絡・相談」初動に活路を見出し、「疑問と関心」を常に心掛け、春雷の如く・全てに挑戦していこう。

世はまさに戦国時代。織田信長の戦いの要諦は、少数精鋭・呼吸を整え勝つと決めて行動すること。

「桶狭間の戦いがそうであったように」私達は、常に弾む心で・勇気と覚悟をもって、「もっともっと　いい会社を創ろう！」