社内報

常識をやぶる勇気と創造力

2003.11.01

人を変え流れを変える

とらわれるグランドデザイン

衆議院議員選挙が、来る11月9日に投票が行われ結果が判明する。

｢人を選ぶ選挙｣｢マニフェスト選挙｣｢政党を選ぶ選挙｣等々いろいろな言葉で表現されていますが、結論は国民の立場にたって新しいニッポンの形をどう描いていくかと言う、グランドデザインについて問われているのだろう。
21世紀に入って取りざたされているのは、
｢少子高齢化　国家財政　平和と安全｣
戦後の荒廃した復興期から成熟した現在に至る過程と、今後の政策課題は当然変化しなければならない。国民の平和と安全と生活が確実に守られるシステムを誰(政党)がどういうスタイルで構築していくのかが問われているのではないでしょうか。

私達も、｢あなたの会社の発送部｣としてお得意先様に信頼と安心を提供しつづけるために、日夜努力をいたしておりますが、おかげさまで創業以来38年ものながきに亘って営業活動を展開させていただいております。

しかしながら、顧客ニーズは際限なく進化いたしてまいります。

今日の仕事は明日にのばすな

創業期は、ひたすら｢今日の仕事は明日にのばすな｣を合言葉に、徹底した夜なべ仕事を主に業務処理を行い、宛名作成や発送業務は昼間2～3名の少数で行ってきました。

しかし弊社も、時代の変遷を辿りつつ、昨今はHICOS(基幹業務システム)を中心に、徹底した工程管理検討会議を軸に、適正人員を生産ラインに配置し尚且つ機械処理可能な商品は、極力ラッピングマシンを活用し｢装置集約型｣への移行を積極的に行った結果、省力化はもとより生産性の向上と同一品質の製品を作ることが可能になってまいりました。
要因は｢品質マニュアル｣の作成によるところが大きいが、お得意先様のニーズが多様化し、エンドユーザーへの対応も100%良質な商品提供が絶対条件として、求められるようになったことが社員や管理職のモチベーションを高めた結果と認識しております。

来期に向けてのマニフェスト

今期を振り返るのには少々早い気もしますが、事故要因や管理等も含めて精査する必要があると思い、今月から｢HIC21｣のチームでフロアの問題等について改善策を検討していただき結果が明確に見えるような｢マニフェスト｣を作成していただくことにした。
テーマは、｢常識をやぶる勇気と創造力｣
顧客創造はもとより、｢品質･コスト･納期｣を徹底して洗いなおしていただきたい。

今後の課題は、生産ラインの設定や工程管理･品質管理に、中途採用者を交えた｢異業種経験者融合組織｣を積極的に活用し、諸々の問題点を解決させていくことです。

10月中旬に大手企業から更に二名を採用させていただいた。過去の経験とスキルを活かして、存分の活躍を期待しておりますが、其の方たちが力を発揮するためには、先輩の我々が積極的に自分達の悩みや問題点を打ち明けながら、融合していく姿勢が大変重要で其のことによって相乗効果が生まれ、思わぬ良い結果が出ることは間違いありません。

経営環境は大変厳しいし、事業継承していくことは並大抵の努力では立ち行かない状況です。ましてや、全社員･従業員の｢豊かな生活の基礎となる職場｣を構築するなどと言うことは、夢のまた夢と捉えてもいい時代に突入しておりますが、私は何が何でもやり遂げる覚悟です。皆さんのご協力とご支援を活かして、時代のニーズにあった強力な組織構築をと考えております。

無事故を念頭に於いて、残された二ヶ月を思い切った生産管理に邁進してください。
営業部の皆さんは、立てた目標に対して飽くなき挑戦をして下さい。

最後に全員に　｢追撃の手を緩めるな｣と申し上げておしまいにします。

代表取締役　廣澤三夫