平成24年度 第47期「定時株主総会」開催
新思考で、経営体制の更なる強化を
会社法374条に則り、会計参与を登用
権限および責任の明確化によって、さらに企業価値の向上を
弊社では、第47期の株主総会において、取締役5名を選出し再任されました。併せて会社法第374条に則り、新たに会計参与の設置について図ったところ、
満場一致で承認され定款変更とともに現顧問税理士である常住豊氏に会計参与として就任して頂く事になりました。
尚、会計参与の資格は、会社法第333条に明記されているものであり、「公認会計士若しくは監査法人又は税理士若しくは税理士法人でなくてはならない」と取り決められております。
創業以来、権限の移譲と組織的運営を目途に鋭意努力致して参りましたが、この度「会計参与」の必要性を感じた理由として、会計参与は、 法に従い善良な管理者としての注意を払って会計参与の職務を実施 し、取締役と共同して計算関係書類を作成する責任を有するとともに 会計参与報告を作成する。
また、計算関係書類及び会計参与報告を 備え置き、株主及び債権者に開示する責任を有する。と云う一文に 出会った事でした。
前期の業績は、新・成長戦略PDSが牽引
私共は、混迷する時代背景に対峙し、積極的な経営に立ち向かい日々努力致しておりますが、益々厳しくなる経営環境に対し、経営分析等に多くの課題や諸問題がある事を痛感いたしており、これらの課題に一昨年よりご指導賜ってきた顧問税理士とのアライアンスの強化によって、持続可能な経営体制と事業承継の道筋をさらに強固なものにしていきたいとの強い思いから決断させて頂きました。
おかげ様で、第47期の業績は新・成長戦略として立ち上げたPDS事業も順調に成長しつつ
あります。
他方、長期にわたるデフレが深更する中で、基幹業務である梱包&発送に関わる大口案件の需要拡大などによって、昨対109%の増収を見る事が出来ました。
しかしながら、「妥当性の有無」など多岐にわたる課題も散見されており、更なる営業戦略におけるマーケティングが求められております。
私共が目指す「もっともっと愛される発送部」の条件として、「商品力・訴求力・効率性」等、多岐にわたる優位性を持ち合わせている事が必須条件でありますが、私達は既にその機能を有しております。
「強味と弱みの把握が勝負・・・」
また、今期は経営の効率化をスローガンに「もっといい会社を創ろう+貢献力」をテーマに、 社員が一丸となって日々努力致しておりますが、その想いや差別化や魅力化・効率化だけ では如何ともしがたい事象も散見されております。
それらの課題を、シンプルに解決させる方法は「計算書類等」の整備であり、そこから見え隠れする「強みと弱みの把握」ではないかと 考えております。
まさに、「会計参与」制度の起因するところは其処にあると判断いたしました。
おかげ様で、株主総会における株主各位のご理解とご承認によって、弊社内に「会計参与」を配する事が出来ました。
今後は、大きな数字と細かい数値をよくよく精査しながら、「豊かな生活の基礎となる職場構築」にさらに邁進してまいる所存です。
社員の皆さまには、平成24年度 第47期が滞りなく結果いたしました事のご報告と、併せて今後の課題について、逃げずにぶれずに一意専心・正面突破を図っていきたいと考えております。
平成25年度 第48期が益々盛況でありますように、皆さんのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。