感動ドラマ「会社を守る姿勢」
台風12号15号日本列島を直撃
「・・・非常時における行動規範」
勇敢にも「着の身着のままで雨の中へ」
最近、新聞・テレビなどは、日本列島が災害列島化している様を毎日のように報道しております。先日の台風15号は、首都圏をも直撃、多くの「帰宅難民者」を発生させる程、強い風と豪雨に見舞われました。
東日本大震災の教訓を得て、個々人・JRや民間企業の意識も変わり、全体的には大きな混乱は発生しませんでした。
しかし、地域に格差はあれども大きな被災を受けた事は事実です。
弊社4階の「多目的ホール」の周りにある屋上が水浸しとなり、営業担当の谷口課長から「漏水の可能性」が予測されるとの報告を受け「何とか改善を・・・」との思いで、本田生産管理統括部長ともども現場に直行、即座に統括部長が「着の身着のままで・・・」水の中に飛び込んでいきました。
それ以後、土砂降りの中「配水管の不具合」等に手立てを加え、20分程でその水が引き、大きな事故になる事はありませんでした。
私と専務は、本田生産管理統括部長の行動に感動を覚え、翌日、全体朝礼において「非常時における行動規範と会社を守る姿勢」について、あらためてお訴えをさせていただきました。
「もっといい会社を創ろう!」
私は、この事例を通じて「もっといい会社を創ろう!」の原点はここにあると実感致しました。
各種システム構築や組織の整備・人材の育成と年々歳々「事業承継への道筋」を明確にしながら、グループ別の研鑽に努めておりますが、この度の「非常事態への対応」は、多くの社員に感動と勇気を与えた行動として、賞賛し後世にも伝えていきたいと思います。
さて、営業担当者は、需要拡大の為に「あと一件 あと一円」を合言葉に、全力で戦っております。
また、CS管理部の皆さんは、顧客重視の概念を具体的に実践している先鋭部隊であり、DT管理はもとより、商品の入出庫から指定着日の対応・P&Dに関わる企画等、多岐にわたる
案件に、積極的に関わっております。
それらを遂行する為の合言葉は「確認・確認また確認」そして、「記憶に頼らず記録に頼れ!」を行動規範として努力していただいております。
業務部の皆さんは、工程管理を基に徹底した「製品実現チェックリスト」を活用し、製品検査員の厳しい管理の元「正しい発送」を心がけております。
また、ABC理論「当たり前の事を、馬鹿になって、ちゃんとやれ!」を合言葉に、ISOQMSに則った生産管理に努めております。
前段でも申し上げましたが、基本理念はすでに周知されております。
さらに精度を高めるためには、課題に対して「勇気を持って対処する」という覚悟が求められております。それらを象徴的に実践していただいた「非常事態への対応」は、危機管理の原点であり、「もっといい会社を創ろう!」の範を示していただきました。
あらためて、この度の行動を社員の皆さんと共有して行きたいと思います。
強いリーダーシップで局面打開!
本日より、営業部に新・営業担当者が参戦いたします。二ヶ月間の実務研修を終え満を持してスタートします。
今年は、年頭より担当部長を配し「ノルマ達成」に万全を期してまいりました。おかげさまで「開発・設計」をベースに、新規顧客に対して徹底した提案営業が功を奏し、大きな成果を収める事ができました。
しかしながら、既存商品の減少は、リーマンショックや東日本大震災、円高・デフレと次から次へと押し寄せる諸処の悪条件の中、厳しいものがあり、あらためて「戦術」について、再構築を果たしていくべき機会と捉え、担当部長中心に検討した結果「より具体的な戦略」が提示され、「数値目標」も確かな戦術の上に立った目標であります。
それらの目標を推進する営業部員の気合は、近年にない迫力を感じ、行動力は頼もしくさえ思っております。
これらの「数値目標」は、平成23年度を強く意識した目標ではありますが、継続的な視点に立って対応する事も重要な事です。
今般、新大関になった琴奨菊は「大関の地位を汚さぬよう、万里一空の境地を求めて、日々努力、精進いたします」と剣豪宮本武蔵の「五輪書」を引用して口上を述べております。
私共の使命は、顧客満足にあり「あなたの会社の発送部」として貢献していく事。それらを念頭に「万里一空」強いリーダーシップで局面を打開していきましょう。
「万里一空」現在では「目的、目標、やるべき事を見失わずに励む、頑張り続ける」の意味で使われる。
28日日刊スポーツ参照