指揮官としてのセンスをおおいに磨こう!
若くて有能で機敏な管理者へ
新人事で職場に新しい風が・・・
地球温暖化と異常気象
今年の冬は、歴史的な豪雪に見舞われた。家屋の倒壊や多数の死者が出たが、特に新潟県津南町は、東京に住む私達の想像を超える大雪に見舞われた。
世界的に異常気象が発生しているが、要因は地球の温暖化現象によることが気象学者などによって解明されつつある。
いずれにしても、「因果応報」社会が高度化される中で、私達の地球に対する付き合い方について、その概念を抜本的に変えていく必要がある。CO2の排出削減など地球にやさしい環境整備に私たちも大いに興味と行動を起こしていきたい。
先輩たちの意識改革
さて、この度おこなった大胆な人事によって、各職場に新しい風が吹き始めた。
生産管理部門(業務部)に、若くてはつらつとしたT課長とSリーダーが加入した事で、先輩の意識変革が確実に起きている。有能で機敏な管理職に対する期待と、将来に対する希望が確実に広がりつつある。まだ数ヶ月ではあるが、今後の活躍が非常に楽しみである。
「一人立て、二人三人百人は必ず続くであろう」前兆を感じる今日この頃である。
また、営業部にも物凄い活気が漲って来た。
官公需の受注率が格段に拡大し、売上げの確保が顕著であることが上げられるが、その要因は二つあると判断しております。昨年來、努力してきた販売管理費の抜本的な見直しによって劇的に軽減した事で競争力がさらに増した事。また入札などに対して各部署が案件ごとに連携を取りながら、積極的に打って出ることでモチベーションが高まり、結果として民需拡大にも繋がり売上げ確保に弾みがついた事。それらが営業部全体に自信と気概が高まる結果となっている。
シナジー効果が大きく現れた良い例ではないかと満足している。
三本の矢折れず
さらに、CS管理課においても目標管理に対する意識が非常に高まってきている。
課長であるY君を中心に、三人のGLが情報を共有しながら、工程管理に積極的に関ることで、受注されたあらゆる内容に管理の目が届くようになった。中心者が自信を持って指揮指導にあたれる環境が出来たことで、CS管理課内の担当者は個々人が何をなすべきかが明確になり、目標管理に対して具体性が伴って来ることになった。
スキルの高いGL三人が、本気になって自分達の役割を明確にさせたことは、将来さらに需要拡大が見込まれる今、「あなたの会社の発送部」の支柱として大いに楽しみである。
世界を魅了したイナバウアー
今日本は、TORINO五輪で金メダルを獲得した荒川選手のイナバウアーで、かなり盛り上がっている。いろいろな報道機関の情報を集約すると、金メダルへの執念とそれに絶えられる技術力・演技力が他を圧倒していたようだ。勝負の世界で最後に栄冠を掴むのは、死闘をくり返し最後まで戦いつづけた選手が・・・・。しかし、それだけでは世界の頂点に立つことは難しいことも見えてきた。
それは、自分をどう表現していくかにこだわりを持ち、それらへの綿密な計算を立てながら厳しい練習に励み、最後に「平常心」をどう維持しながらミスをおかさずに演技が出来たかにかかってくる。この度の荒川選手を輝かせたイナバウアーは、得点に加算されることはなかったそうだが、それにこだわりつづけた結果「へびのようで虎になった」と評価され観衆の心を捉え、審査する側に高得点をもたらす要因になったようだ。
残念ながら、安藤選手の四回転ジャンプは失敗に終わった。しかし、見に来ていただいた多くのファンから、「四回転ジャンプありがとう」と激励を受け感激していた。将来が楽しみである。
私たちも、顧客満足を徹底し、品質にこだわりシステムを駆使し、常に顧客重視の視点に立って、センスを磨きすべてをかけて「金メダル」を獲得しようではありませんか。
そのために、今後さらに管理者としてのスキルアップに心血を注ぎ、基幹業務に対する習熟度を上げ、ISOやPマークへの取り組みはもとより、すべてに優先した「事故0」を目標に、管理体制を強化して参りましょう。
いよいよ、三月繁忙期を迎えます。今まで培ってきた技術力を活かし「平常心」を大切にしながら、目標を明確に定め無事故で乗り切っていこう。
代表取締役 廣澤三夫