新CS「簡単明確・元気で応対・てきぱき対応」
顧客ニーズに、「機転とフットワーク」
二極化・・・さまよう消費者・踊るブランド
戦後60年、価値観は大きく変わった
先日、とあるお店に入った。今流行の「ディスカウントショップ」時間は10:30頃、まだ、開店間もないせいか客足はまばらであった。
駐車場(3F)からエレベーターに乗り、エレベーターでいきなり迷った。
1階に何(商品)が並べられているのか?
2階に行ったらどうなるのか?
3階で降りたら、駐車場に戻ってしまった。
階段を利用しながら、たどり着いたところは2階フロアー。店内をぐるっと一廻りして見たが、店員らしい人は見かけない。お客さんは各人各様に商品を手にとって品定め。奇抜なキャッチコピーが沢山貼ってあり、賑わいに華を添えている。
少し落ち着いてきたのか、周りが見えるようになってきた。そのフロアは雑貨と衣類と貴金属が同居しているようだ。ショウケースを覗いてみると高価な物より手ごろな物が多く並んでいる。Tシャツも色とりどりでかなり安い。生地はしっかりしているようだ。
買うこともせずに1階に下りてみた。カレーライスやラーメン屋さんが並び、喫茶店や丸テーブルが配置されており、チョッと息抜きのコーナーになっているようだ。
立派な古本が、300円均一
本屋さんも在った。通路に「100円均一」の古本が沢山並んでいた。手にとってみたが買うことはなかった。そのとなりのラックに「300円均一」の古本、上製本で著者も名の通った人達。
ジャンルの違う3冊を手に、レジに向かい900円を支払いながら、店内を見渡した。CDやDVDや雑誌や専門書が所狭しと並んでいて「時代に圧倒される」
今、手に入れた古本を一生懸命に読ませていただいている。大事なところには必ず線が引いてあり、新刊本を一生懸命読んだ方の思いが伝わってくる。
商品力で購買力を高めているとは考えられない。「お店がブランド化」している。
戦後60年、「時代も消費者ニーズも商品」も大きく変わった。
日本橋は、高級ブランド
先月、ある有名なデパートに果物を買いに行った。
駐車場も真新しい。IT化によってかなり利用しやすくなった。ベテラン係員がてきぱきと裁いている。
女性客が高級車に乗って入館「よろしく」慣れた係員は深々と頭を下げて「行ってらっしゃいませ」とご挨拶をする。常連さんで、ありがたいお客さんのようだ。
私達はエスカレーターで新館1階に向かった。度肝を抜かれた。
ど真ん中(1階)にあるショウケースには、すべて「高級ブランド品。」まばゆいばかりの商品が所狭しと並んでいる。係りの女性も多数並んでこちらを伺っている。壮観である。
私達は、近寄らず遠回りを心がけた。(覗きたい気持ちはあったのだが?)
果物を見繕って、化粧箱に入れていただきながら辺りを見ると、実にその場に似合う方たちが群れている。喫茶コーナーもかなり華やいでいる。
此処にいらっしゃる方たちは、「高級ブランド商品」に魅力を感じてお見えになっているのだろうと、ため息をついた。あらためて「二極化が、ますます激化していることを感じた」
「企業の繁栄・勝負は提案力」
行・財政改革によってかなり予算が厳しくなってきている。「小さな政府」がキーワード。
官から民へ、民間企業も押し並べて「経営の効率化」を急激に推し進めている。
私どもにとっては、さらに「新規顧客への提案」の機会を増やす絶好のチャンスである。
弊社は、創業以来40年、お得意先様に対して常に「提案につぐ提案」で勝ち残ってきた。
「提案力が枯渇してしまったら、企業は衰退の一途を辿ることになる。」
お陰さまで、現在「新規顧客」大手数社からの引き合いもあり、大変興味を示していただいている。L&Dであり、3PLがかなり好評である。
もちろん弊社が培ってきたP&Dシステムのノウハウが随所に評価され、感覚的には「新しい時代に新しい風」をテーマに提案してきた営業担当の努力が、実りつつある。「大変にありがたい。」
さて、今年の梅雨は世界的に異常気象でもあり、すべてに憂鬱であった。
お得意先様も、変化への対応に苦慮しており私どもの役割は、ますます高くなる。
このたび、溜まっていた老廃物も排除した。いよ々弊社の底力を如何なく発揮する時がきた。暑い夏を、「一気呵成」に攻めて攻めて攻めまくりましょう。
先日仕入れた古本から
「成功の法則は、熱意と誠意と愚直」
代表取締役 廣澤 三夫