「電力使用制限令」消費電力15%削減
「安心・安全」新・エネルギー政策に期待

もっと良い会社を！キーワードはすばやい対応

今年の夏は、「消費電力15%削減」が大きな政治課題であり、私達の努力目標になりつつある。

7月1日に「電力使用制限令」が発布されたためだ。大手企業には、その事が義務付けされ「無駄な電気は消す」「土曜・日曜・・出勤」「早朝出勤・休憩時間を1時～2時へ」等など、大きな改善がなされております。

政府や電力会社が勧めて来た「原子力によって電力を安定供給する」・・関係機関は「安心・安全は担保されている」とされてきましたが、想定を超える津波によって多くの犠牲者を生み、供給電力の不足によって国力の低下など二重の苦しみを国民に与える結果となった。

まさかと言う事態が目前で起きている事に、私達も漫然としている訳には行かない。

今後は「新・エネルギー政策と原子力発電の功罪」が、国民の大きな関心事になる事は間違いない。

私たちにとっても、これらの事態が事業承継の足かせにならないよう賢明な経営努力が 求められている。

私達の課題「見える化と効率化」

私たちは、「新・購買システム」を導入、先月からスタートさせた。皆さんのご協力により順調に進んでいる。

その大きな目的は「見える化と効率化」そして日々決算を確実に実行し、「10日・20日・30日」に検証、余実管理の徹底を図り収益力をさらに向上させようと言う弊社にとって創業以来初めての挑戦。

売上は基幹システムであるHICOSを駆使し管理課内で処理し効率化を図る、総務部がチェックし請求業務に繋げる。発注業務は、部門責任者を中心にチームとして「ベストプライス」での対応を心がけ、製造原価の抜本的な見直しに着手した。

おかげさまで、職場には「明るい笑顔と商売が楽しい」という空気が漂い、社員の皆さんに活気が出てきた。

「もっと　いい会社を創ろう」コンセプトが明確になれば、各々のマインドは上がり成果に結びつくと言う「好循環」が醸成され、結果として「あなたの会社の発送部・豊な生活の基礎となる職場・社会に貢献できる企業」の実現に向けて、大きな進展を見る事になります。

たゆまぬ努力を継続していただいた社員の皆さんのご協力が大きな成果に結びついたと感謝致しております。

「設計・開発」ISOQMS 7.3に

この度のISOQMSの第3回更新審査にあたり、特記事項として「適用除外の妥当性」について確認した結果は、以下の通りです。

①7.3　設計・開発：
新規顧客から梱包、封入要望・ダンボールケース梱包、ラッピング・フィルム包装などにおいて、仕様内容が全て明らかでない場合、仕様打ち合わせ時に、当社からの提案(概要図など)が、顧客要望を受けて、具体的な仕様検討・例えば、フィルムの、材質、強度、形状などを決め、その試作を外注加工先で試作、顧客に提案し、仕様を決め、梱包、封入するケースがある。

またマウスパット、ラミネートフィルムのラベルデザイン(封筒)の案件も処理している事を確認しました。この事から、今後、7.3 設計・開発の除外を外すことの検討を進めることを確認しました。

営業担当が、日常的に行ってきた事をISOQMSに取り込み、需要の拡大はもとより顧客満足に繋げていく事こそが、弊社の大きなパワーである「老舗の優位性」なかんずくP&Dシステムに由来する提案型営業の基本理念として、今後の営業活動に弾みをつけて行こう。

そのためにもISOQMSをさらに進化させ、経営の有効資源として活用し、「もっと良い会社を創ろう」の原点として積極的に関わっていきましょう。

わが友に贈るすばやい反応こそリーダーの生命線だ。

一人一人の心に　誠実に迅速に応える　行動の人であれ