激動の年 あのこともこのことも!
創業40周年、節目の年に・・・
身を切り血を流す「覚悟の一念」
時代の変遷を辿りながら
創業期から今日までが、なぜか走馬灯のようによみがえった。
時代の中で、人や唄や商品や商売につきもの栄枯盛衰。
時代に翻弄されながら多くのものは、価値観や組織の変化やニーズによって影のように、私たちの目の前から消えてなくなってしまう。そんな大変な時代に私たちは遭遇している。
高度成長時代に、産声を挙げた私たちも、バブル期にはわが世の春とばかりに浮かれていた時代。総量規制が時の総理大臣によって施策として発せられ、加熱したバブルは一瞬にして弾けた。それ以来、「失われた10年」を如何にスピーディーに正常化させるか、政治家の先生方も中央省庁の役人も経済界も総力を挙げて、構造改革に取り組んだ。
2001年以降、国の舵取りは、小泉総理大臣に委ねられ「構造改革なくして成長なし」のフレーズで、国民の期待を一身に受けて立ち上がった。
歴史的な転換期を迎える
「行・財政改革」も「規制改革」や「官から民へ」の流れも確実に進むことになった。
金融機関の再編、郵政民営化、派閥政治から政党政治へ。落としどころは「小さな政府」国の借金は、国民一人あたりにすると約600万円に相当すると言う危機的状況を打破する為に、傷みが伴うことも散々聞かされてきた。
いよいよ大増税時代へと突き進んでいくことになる。憲法改正も本格的な議論がなされ様としている。自衛隊は既に自衛軍として認知すべし。
皇室典範(天皇制)についても議論が盛んに行われ、女性・女系天皇を認めることを視野に、男系男子を優先してきた天皇制は歴史的な転換期を迎える?
戦後、荒廃した日本は、なかんずく大東京は、大空襲によってずたずたにされた生活環境を、国家挙げて修復する為に、三公社五現業が体制として発足し、60年が過ぎた。
その体制のもと、国民の熱烈たる戦いは、混沌とした国から先進国として堂々と世界に打って出る国力を蓄えた。
今後は民間活力をさらに生かし、見違えるような国土世間を完成させ、「真の新しい国の姿を求め」その第一歩をと、国のリーダー達は声を大にして私たち国民に訴え奮闘している。「少子高齢化を視野に」
新・株主&新・取締約が12月1日に決定
私たちも創業期から今日まで、はしりに走った40年。
この度、諸般の事情により平成17年12月1日をもって新・旧の体制が明確に変ることになり、新・株主の皆さんには、これからの事業に、積極的に関っていただき、企業発展の礎を築くためにも、業績向上に強力な推進役としてご協力いただくためにも、社員の皆さんにご協力いただく事にさせていただき、お陰さまで10名の皆さんにご理解頂く事が出来ました。
大変にありがたいし、貴重な資金を拠出していただく事に思いを馳せながら、慎重に果断に変化への対応と成長のために努力していきたいと考えております。
また、今後の経営に大きな関りをもっていただく取締役も、新任として山本総務部長と、竹内生産管理統括部長が、株主総会で推挙され満場一致で就任することになりました。
また、常務取締役 廣澤栄一営業部長は常務職を辞職し、取締役営業部長として奮闘していただくことも決定いたしました。
私については、微力ではありますが株主や取締役の皆さんのご理解を得て、代表取締役として引き続き、組織の先頭に立って一意専心、社業発展のために頑張る所存でございます。
新生「P&Dヒロサワ」を支えるもの
重ねて皆さんに、ご報告をさせていただくことがあります。
高橋業務部長と東大和「HIHIセンター」で指揮をとっている渡辺所長は、今回取締役を辞して頂くことになりましたが、両名とも弊社にとってかけがえのない重鎮であることは、皆さんご承知の通りです。
諸般の事情を考えて対応させて頂きましたが、苦渋の選択であったことも事実です。改めて「執行役員制度」を新設し、その任にあたって頂くことに致しました。
安達GMについても取締役を辞して頂き、「お客様サポート室」に属して頂くことに致しました。
また、今日まで支えていただいた旧株主の皆さんには、100%減資に応じていただきました。誠に申し訳なく慙愧に堪えません。
今後、二度と再びこのような事態を発生させることなく、経営の健全化のために一所懸命精進いたす所存でございます。旧来に増してのご支援ご協力をお願い致します。
「P&Dヒロサワ」は、新しい企業に生まれ変わることを決断し、身を切り血を流すことを覚悟し、過去を清算し、新生「P&Dヒロサワ」として、スタートする事になりました。
新生「P&Dヒロサワ」を支えて頂いているのは、「顧客満足・顧客重視」を基本理念として、日々努力していただいている社員の皆さんが主役であり、推進役です。
また多くのお得意先様は私たちにとって、宝であり生活の源です。
そして、常に私たちの営業活動をサポートして頂いている多くの関係各社は、大きな船であり海ではないかと考えております。
新生「P&Dヒロサワ」は、「あなたの会社の発送部」としてさらに躍進いたします。
代表取締役 廣澤 三夫