被災地の皆さ~ん がんばっていますか?
心の支え・科学的根拠にもとづく情報開示
復旧から復興へ 被災地に大きな課題山積
世界が注目・・・原子力発電への手立て
さる3月11日 M9.0の地震発生、轟音とともに津波が押し寄せ「東日本の海岸」を一気に飲み込んだ。その時の様子が特別報道写真集として発刊された。
テレビ報道でしかその様子を知る術がなかった私たちにとって、ショッキングな写真が随所に掲載されている。
「津波・原発・救助・避難・前へ」、巨大津波の爪あとが記録として私たちの脳裏に焼きつく。
ページを捲りながら「復興への道筋」が不明確なまま、すでに3ヶ月が過ぎたことへの焦燥感と、原発にかかわる担当者の発言に、戸惑いと不安が払拭できないまま今日を迎えた。世界が注目する中でG8の会議が開催され、日本政府の対応は「疑問と関心」の坩堝と化している。
私たちは、世界の将来にまで影響を及ぼすであろうこのたびの災害を、国難として真摯に受け止める覚悟が求められている。
トップリーダーの決断を、国民が今ほど求めている時はない。
変化への対応は、基本の徹底
このたび、弊社では各種会議体の整理統合と組織の整備に伴う人事を発表させていただきました。
私は、平成9年6月・社長に就任、バブル崩壊後の経営環境は大変厳しく、激動の中での社長交代、多くの関係者からご心配をいただきました。
メーン銀行の新支店長からは、「言葉は要りません~数字を出してください」シンプルなメッセージに武者震い。多額の有利子負債を抱え資金繰りはもとより、なれない社長業を無我夢中で走りぬけた。
大手流通会社の専務から「荷受停止もありうる」と責められ、大口得意先の担当役員から「どうなってんだ!」と怒鳴られ、金融機関からは「リストラ計画」の早期提出を迫られる。
その間「顧客満足と需要の拡大」にも汗をかかせて頂き、起死回生に通ずる「新・P&Dシステム」の積極的な提案、そしてその運用に欠かせない「大型コンピューターの導入&基幹システムの構築」に命がけで臨んだ。
刻々と変化する営業情報に真正面から対峙し、失われた信用を回復させるために昼夜を問わず挑み、毎朝「管理職会議」を開催、実情について事細かく報告し「情報の共有化」を図り、おかげさまで信用回復と企業存続に向けた諸々の戦いは、数ヶ月後には何事もなかったかのように、社員ひとりひとりの顔に明るさが戻ってきた。
私は、創業者が培ってきた「顧客重視の概念」を継承できた事に計り知れない喜びを感じた。
組織の活性化は「目的の明確化」
私たちは「有事への対応」として、常に基本の徹底を心がけ、一つ一つ具体的に問題解決に全力で臨んだ。
その姿勢が、金融機関や多くのお得意先様・大手流通業社からの信頼を取り戻すために、そう長い時間を必要としなかった。
そこに至った経緯は、日本政府の市場介入も含めた金融バブルが、小規模事業所の経営者にまで影響を及ぼすような事態、それらを見据えた上でのトップ交代。初動は想定どおりに推移しましたが、さらに、「事業承継の道筋」を明確にするための手立てとして、平成17年3月「財務改革」を視野に、ありとあらゆる事に挑戦させていただき、おかげさまで「普通の会社」にまで再生する事ができました。
併せて、若手を中心とした「活力ある組織」を目指し「権限の委譲と組織的運営」の原論を求め、社長就任以来今日まで、一生懸命努めてまいりましたが、このたびの人材登用により「意識改革と技術革新」への大きな成果が期待できるまでに成長いたしました。
近い将来、「強固な経営体制の基盤」が必ずや確立できると確信いたしております。
新・購買システムで「もっと いい会社を創ろう!」
「もっと いい会社を創ろう!」をスローガンに第46期がスタート、おかげさまで四半期は増収増益、いよいよ次の四半期に向けて「予算管理」のさらなる明確化を図り、予算と実積に大きな隔たりが発生しないよう細心の注意を促し、購買担当者を専任、部門別に責任者を充て「社員との連携強化」を軸に、新たな「購買システム」を設けたことにより、各々のチームに競争意識が芽生え大いに盛り上がっております。
社員のモチベーションが上がってくれば、必ず良い結果に向かっていく。
私たちは、過去に不可能と思われるような事を次々と解決してきました。その自信は、社員一人一人の胸に強固に根づきました。
もう恐れるものは何もない。強いて言えば「己心」との戦いに尽きる。
大地はささばはずるるとも、虚空をつなぐ者はありとも、潮のみちひぬ事はありとも、
祈祷抄 P1351
日は西より出ずるとも、法華経の行者の祈りのかなわぬ事はあるべからず
さあ~打って出よう! そして「もっと いい会社を創ろう!」