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「勇気を鼓舞し前進あるのみ」

創業38周年おめでとうございます

第一章ISOへの徹底した対応

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

凄まじいばかりの一月度 本当にご苦労さまでした。
夢にまで見た職場が構築できた喜びは、私一人が感じたのだろうか?
M3=2Fはまるで戦場と化したような轟音鳴り響く状況であった。
M3=3Fも負けじと軽やかにそして淡々と生産管理がされた。


なんと過去に例を見ない一ヶ月の取り扱い数量「300万/L」
「創業20周年」以後 労働集約型から装置集約型への変身を志し、お蔭様でようやくその兆しが職場内に定着しようとしている。

「ロジステック事業のモデル化」

まだまだ充分とは言いがたいが、「少ロット・多品種・短納期」を主力商品として取り扱ってきた過程の中では、上出来と言って過言ではないと思う。
もちろん、M2=3Fも月末にはうなりを上げて生産活動を展開している。
派手さはないが、弊社にとって最高に重要な商品の取り扱いである。

また、3月早々にはM2=2Fがリニューアルされます。「ロジステック事業へのモデル化」として、インターズー様の書籍・クリニッククラブ関係の商品を移設いたします。
中量棚を設置しポス管理も視野に入れ「商品保管のシステム構築」を検討していきたい。

「100回の訪問より1回のご来社」

外部の方に、この状況をご理解いただくためには、ご来社を願うこと以外に方法はない。営業担当者は是非是非ご来社をと促していただきたい。

さて、生産のあとの評価はどうだったか?


ISO「品質管理マネジメントシステム」に則って評価をすると65点とさせていただきたい。及第点ではあるが合格点には至らなかった。


まだまだ 管理職の意識が甘いし担当者も「当たり前のことを馬鹿になってチャンとやる」が身についていないと感じるところが多々見受けられる。

「ISO定期維持審査」5月実施

そこで2~4月の三ヶ月間をISO9001の強調月間として対応していきたいと考えております。
来るべき5月には、「定期維持審査」が行われます。

「顧客重視」「顧客満足」は、すべて品質にかかっております。
私自身、承認をさせていただく立場として一生懸命頑張ってまいります。

第二章HiC21実践活動開始

年度の中間には、「HiC21」が軌道に乗ってくると思います。
とても楽しみであり、弊社 創業以来の画期的なシステム構築と自負しております。
先般 経営者セミナーに参加してまいりましたが、「情報とデータ」がキーワードであると申しておりました。

チームリーダーは経営者

パイロットがジャンボ機を安全に操縦するために絶対必要なもの、それは「情報とデータ」 P&Dヒロサワを「豊かな生活の基礎となる職場」へ導くために「独立収支経営システム」 で、各フロア-の業績把握を的確にし対応することが「収益感覚の醸成」に大事な資料として活用される。
そして問題点を発見し改善を積み重ねることで収益力の高い立派な企業へ導いていく。

コンセプトとして一番大切なことは「皆さんが経営者として成長する」ことです。
チームリーダーもそのうち発表になると思います。
任命を受けたリーダーは是非頑張っていただきたい。

成功させるためには皆様のご協力も大変重要なことになります。

こうご期待。

第三章プライバシーマークの許諾と活用

個人情報の保護について、縷縷説明をする必要はないと思いますが、弊社への情報の中で最も多い情報が、お得意先様からお預かりする「アドレス・宛名・リスト・発送先」と称する情報です。IT化によってメールで送信される時代になりました。
この情報に対して「情報の保護」と言う観点からJIS規格の中で制度化された重要なものです。
これも創業期に誰が考えたでしょうか。
創業40周年を目前に、「事業継承の意志」を明確に裏付ける思考として対応していきたいと、強く強く「プライバシーマークの許諾」に思いをはせております。

システム自体は、ISO「品質管理マネジメントシステム」に相当する意識と労力が求められます。下期の重要な課題として申し述べさせていただきました。
早期に審査機関への対応をするために、現在関わっているメンバーは一意専心 尚一層の努力をお願いいたします。

何はともあれ、二月は38歳の誕生日月となります。

40歳の誕生日が笑顔で迎えられるように、今年一年「勇気を鼓舞し前進あるのみ」を心に秘めて「選択と決断」をしていきたいと考えております。

ご支援ご協力を切に宜しくお願いいたします。

資本主義経済下での、不況と企業成長の関係

不況と企業成長の関係であるが、不況という危機に直面して、へこたれる企業とそうでない企業に大別される。 その場合、いずれにしてもその時々の経営者の器量が問われる。
へこたれる経営者は時代の変化を見抜けずに無為に過ごすか、或いは問題の所在がわかっていても問題を先送りにして将来へツケを回してしまうからである。しかし、へこたれない企業はどうか、不況のたびに思い切った構造改革をやり結果的に企業体質を強くしているのである。 

「不況が企業を強くする」のは、当然のことながら、経営者に恵まれなければならない。
不況に直面した際の経営者がいかなる人物なのか、現状打破の精神にあふれ、果敢に問題を処理する勇気をもった人間が存在するか否かが、成果の大半を決定してしまう。

もともと組織とか企業というのは、1種の生命体であって、一つ一つにライフサイクルがある。 企業にも寿命があり、発展形態は幼年期、青年期、壮年期、そして老年期という流れになるのだが、その節目節目に応じて有能な経営者が現れることによって寿命を延ばす事ができるものなのである。

かって『日経ビジネス』誌は企業の寿命は「およそ三十年」という仮説を立てていたが、トップ次第ではその寿命を五十年にも百年にも引き延ばす事が出来るのではないか。

それは経営革新が生命体をリフレッシュするからであろう。
特に生死を決するような状況、つまり今日のような平成大不況といった状況は、経営革新を断行する絶好の機会となる。

「資本主義は不況によって生きながらえる」の言葉の如く、恐ろしい時にはなかなかチャンスとピンチの見分けがつかないものだが、同じ状況でも名将が見ればチャンスであり、 凡将が見ればピンチになりかねない。
ピンチの中にチャンスを見出す者が、大不況という危機にはどうしても必要になるのだ。 

今、経営者はまなじりを決して企業の意識改革、構造改革そして収益改善に挑まなければならない時にきている。

合掌

何も咲かない寒い日は下に下に根を伸ばせ、

やがて大きな花が咲く!

平成15年2月3日チャレンジ21 代表 澤崎晴延

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