100年に一度の「世界同時金融危機」勃発
生活者の視点から・・老舗の優位性や馴染みのお店
変化への対応は・・・もったいないや清貧の思想
儲ける条件とは、信用ある者にのみ与えられた特権である
アメリカ発「世界同時金融危機」が勃発、銀行の国有化を打ち出さざるを得ないほど、各国の政府は危機感を募らせている。
株の乱高下は全世界で起こり、円高に歯止めがかからない。
新興国も二桁の伸び(経済成長率)を示してきたが、ここにきて下方修正を余儀なくされている。
「世界の時価総額半減」負の連鎖、3000兆消失・世界経済にかげりが出てきたことは間違いなさそうだ。日本経済に与える影響も計り知れない。
他方、国内には「食の安全に対する不安」が毎日のようにエスカレートしている。
あらゆるところで混入事故の頻度が高まっている。その多くは中国で生産され、日本に大量に流通されている。
それらを管理する消費者庁の設置が急務となってきた。
私たちの生活はまもられているのか?
いずれにしても、大きな時代の変化の中で「私たちの生活」は守られているのでしょうか?
変化の激しい時だからこそ、生活の視点から老舗の優位性や馴染みのお店の原点などに
ついて、再考すべき時が来ているのではないでしょうか?
「日本列島改造論」辺りから公共投資・規制緩和・市場経済へと大きく舵を切った。日本経済発展の原動力であり、その恩恵を享受してきたことは間違いない。
しかし、少子高齢化やこのたびの金融危機など、新しい歪が発生することも容易に想定できる。その歪を是正するのは、日本の文化「もったいない精神」や「清貧の思想」を今再び原点にせざるを得ない時代が来たのかも?
儲ける条件とは、信用ある者にのみ与えられた特権・心して日常業務に取り組んで行くことを肝に銘じよう。
新AS/400導入にあたり
弊社の基幹システム(通称HICOS、IBM社製AS/400)は、2000年にシステム構築をし、以降小さな変更やシステム追加を繰り返しながら今日まで使用してきましたが、老朽化や時代のスピードに追い付く事が困難になってきたために、2008年9月に新しいAS/400へ刷新致しました。
これに伴い利点や欠点が生じましたのでご紹介いたします。
利点
理論値では倍以上の処理速度になりましたが、数件などの小ロット業務を処理する時は、殆ど全くと言って良い程差が出ないのですが、数千件、数万件の大ロットの業務を行うときは、大きな差が出ます。
特に大ロットのデータ取り込み後の印刷処理を行う仕事は、過去との差に歴然とします。30分近くかかった仕事を数秒で処理した時は、感動を通り越して唖然としました。
新AS/400内のディスク容量も倍になっており、過去の莫大なデータを今までより長期間保管できるようになりました。
今までは保存できる量が少なく、保存できる上限値を超えてしまうとシステムが停止するので、上限を気にしながら頻繁に古いデータの削除を行っていましたが、今までのように気にせず行えるようになりました。
この度のリニューアルにより、大口ロットのデータなども長期保管でき、履歴を追いたい時等に重宝します。
AS/400の大きさも半分以下になっており、空いたスペースにバスター機等を効率的に配置しました。セキュリティー面も向上していますので、個人情報保護にも効果的です。
欠点
過去のSEたちが小さなシステム変更を行ってきましたが、普段何気なく使用している部分もかつて変更した部分でした。
当たり前のように日々使用していたので、過去に変更していたことに気がつかなかったのですが、新AS/400導入後、それらの変更が購入時の状態に戻ってしまい、再度システムの変更を余儀なくされております。
外部のSEと協力しながら不都合な部分を修正しており、勉強の日々を送っております。
信用とは人がよく言る時に用いる言葉だ
信用を確保するには、老舗の優位性を生かすことである。
当社における老舗ならではの絶対的優位性とは、
- 管理システムの機能強化
- 品質管理
- 数量管理
- 生産ライン管理
であるが、さらに説明を加えれば、
- 総体管理―ブロック管理―個別管理の徹底に、全社一丸で取組み成果をあげている。
- ISO9001を2001年度に取得し、品質管理の強化を図っている。
- 山だし検査⇒品名検査⇒残部検査⇒資材検査⇒出荷検査⇒出荷承認まで製品実現までの流れを着実に実施し、不良品を1件たりとも出さない強い姿勢で臨んでいる。
- 生産効率を最大限まで高めるための、当社独自の生産ライン管理を実施している。
- その他、JISQ15001を2006年度に取得し、個人情報保護管理に当たっている。
①~⑤を確実に実施したことにより、「作業の標準化」が定着しつつある。
また、管理業務の更なる質の向上と効率UPを図るため、HICOS「IBM AS/400」のリニューアルも完了し、その結果10月から就労時間も従来の8時間勤務から7時間勤務へと勤務時間を短縮することができました。
余暇時間を存分に活用し、健康の増進に活かして行きましょう。