「次の50年・100年企業へ」のシナリオ
「役割づ・組織は経営の意思」の持つ意味
「バブル・リーマンショック」を経て再生
「事業部制への道」いよいよ具体化へ
季節が変わり、いよいよ錦秋と言われる10月も半ばを過ぎました。台風の影響は「日本列島横断」と言う厳しい現実を踏まえながら、弊社は53期の決算期を迎えることになります。
私が、代表取締役として就任した平成9年6月~約20年が経過いたしました。日本の経済を大きく毀損した時代、いわゆる実体経済とかけ離れた「地価の高騰」など公定歩合の引き下げによって発生した「バブル期」
昭和から平成へ年号が変わる1986年から約5年間、弊社も潤った。「経済の活性化」は、有利子負債の増大へ、そして2008年9月米国の大手投資銀行・証券会社の経営破綻が世界経済を震撼させた「リーマンショック」振り返って見れば、平成17年~19年「財務改革・リストラ」などを決行していた時期と重なる。
あれから10年、お陰様で過去の業績を上回るまでに再生・復活させて頂きました。創業50周年記念式典・祝賀会を契機に、「選手交代」を宣言、潮目は変わった。翌年の2月「株主総会」を開催、その場において現谷口社長が代表取締役に就任、今日を迎えております。
昭和40年(1965)の創業ですから、あと数年で55周年の佳節を迎える事になります。 私も「事業承継」について真剣に考えさせて頂き、いよいよ「次の50年・100年企業」への道筋を明確にしたいとの強い思いから「事業部制」を模索し、お陰様でこの度の経営会議において「4事業部として役割図」の作成に至り、いよいよ「組織図」を作成する運びとなりました。来るべき2020年を節目の年として「皆が『誇りの持てる企業』を目指す」をテーマに、「企業価値の最大化」など多くのブランディングに汗を掻いております。
つきましては、この機会を通じ「組織は経営の意思」を肝に銘じ谷口社長を軸に「第三世代の台頭」によって社業の発展に尽力していきたいと考えております。
益々厳しくなる経営環境を「事機・勢機・情機」を捉えて、勝利を収めて行きましょう。
代表取締役会長 廣澤 三夫
役割の明確化で「企業価値の最大化」
2018年も、残すところ約3か月となり、厳しい情勢の中、皆様のご支援とご協力を賜り、6月より「次の50年・100年企業」を目指すべく、4事業部制にて動き出すことができました。誠にありがとうございます。
事業部毎の売上目標及び予算など予実管理(PDCA)を行うことで見えてきた課題解決のため、この度、各事業の人員の役割を明確化し、皆が「誇り」をもてる企業を目指すことといたしました。
自分の役割に「誇り」を持つことができれば、仕事が楽しく感じ、モチベーションはアップし成果にも繋がりやすくなり、何よりも仕事から得られる満足度は大きくなると思います。「誇り」を持った仕事は、お客様からの信頼が深まり、社業発展に繋がると思います。私自身、事業本部長として「需要の拡大及び総体管理」に努める所存です。
皆様のご支援とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 谷口 太
品質・生産管理へ「新たな挑戦」
この度の「役割図」の策定により、当社の4事業(P&D、L&D、G、PDS)における、役員・社員各位の役割期待が明確化されました。このことにより、各事業の更なる業務品質の向上と、目的達成に向けての部門ごとのチームワーク、業務遂行へのモチベーションとやりがいの向上につなげ、『誇りの持てる企業』を全社一丸で目指して参ります。
私は、品質管理・生産管理統括部長の役割を担い、当社が『あなたの会社の発送部』として、創業以来築きあげてきた信用力と、永年に渡り継続してきた「ISO品質マネジメントシステム」を礎とし、4事業全体の品質と生産性の向上のため尽力してまいります。皆様には引き続き、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
品質・生産管理統括部長 金沢 倫子
日々の「業務改善」に注力
この度「L&D」事業部長に拝命を頂きました。
これからは「経営理念や今期の事業方針」を踏まえ、日々精進して参ります。2020年の目標は通過点であり、次の50年・100年企業を目指す上で、各事業部の自立が必要不可欠であります。
その中で、「L&D事業部」は、ラッピング機の増設に伴い、生産体制も整えられました。
下半期に入り、新規案件も受注され始め、今後はラッピング機の稼働率や作業時期を意識しながら、新規顧客への優位性や付加価値の高いサービスを創造しつつ、日々の業務改善を行い、更なる「顧客満足」に繋がるサービスをご提供して参ります。
関係各位に置かれましては、なお一層のご鞭撻とご協力を宜しくお願い申し上げます。
L&D事業部長 山本 英明
5Sの要・躾への取り組み
この度、株式会社P&Dヒロサワの役割図が、新しくなりました。私は、飛翔 統括部長として、行動規範に基づき、5Sに努めさせて頂き「報告・連絡・相談」の徹底を行い、情報の共有による生産性の向上に繋げるとともに、「働きやすい職場づくり」に励んでまいります。
今までは「5Sの日」として、「整理・整頓・清掃・清潔」を従業員の皆様にご協力頂き1年が経ちました。
これからは5Sのなかの「躾」についてしっかり取り組ませていただき、「CS顧客満足」に繋げてまいりたいと思います。2020年の目標達成。達成感を味わう。ご協力よろしくお願いします。
追伸
先日行われた「転職フェア」開催について、皆さんにご協力を頂き成果を上げることが出来ました。この場をお借りして厚くお礼を申し上げさせて頂きます。
飛翔 統括部長 加藤 ゆうこ