変革に必要なのは笑い(と涙)である
次の50年・100年企業へ「~組織改革」
人を変え流れを変える⇒時代は第三世代へ
2020年⇒いよいよ本格的な事業承継へ
この度の台風10号 そして、九州北部で降った猛烈な雨で、佐賀県では28日、河川の氾濫や広範囲にわたる浸水被害が発生した。「過去の50年間でこんな経験をした事はない」その地域で被害に遭われた方達の悲痛な叫びが聞こえてくる。政府が提唱している「減災・防災」の手立てが追い付いていないという実情が見えて来た。さて、弊社に於いても「創業期から54年」長きにわたって培って来た社風に、ほころびが生じて来た。創業者と二人三脚で作り上げて来た「あなたの会社の発送部」⇒「より付加価値の高いサービスの提供」へと、企業目標も「企業価値の最大化」へと大きく変貌しております。
これらを鑑みた時に、いよいよ「次の50年・100年企業への道筋」をより明確にする必要があると実感させられる今日この頃です。私が声高に持論を述べる事よりも、既に中途採用で活躍している第三世代の発想や経営感覚に、駆られており「変革に必要なのは笑い(と涙)である」この言葉を引用しながら、日々 組織改革に努めております。
来る2020年を目途に「もっといい会社を創ろう」大きな視座で見守っていく所存でございます。皆様のご理解とご支援をくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
代表取締役会長 廣澤三夫
新元号「令和」これからの課題
新元号「令和」がスタート、早いもので夏季休暇も終わり、いよいよ佳境に突入致します。
厳しい情勢の中、「次の50年100年企業を目指す」ことを念頭に、多くのお取引先様をはじめ社員の皆様の深いご理解とご支援を賜り、お陰様で業績も順調に推移致しております。
これから年末にかけて、今年度の締めくくりとなる最終局面に突入致しますが、現状に満足する事無く更なる成果を得られるよう、日々精進してまいる所存でございます。
さて、年度当初に掲げさて頂いた「事業本部」も、各事業部長との連携を強化し、各事業部の強みを活かし、予算管理の可視化を目的とした「管理会計」への進化を目指し、更なる予実管理をテーマに取り組ませて頂いておりますが、その中で得られた成果や情報を真摯に受け止め、これまで以上に各事業部内の「営業・管理・業務」の役割を明確化させ、課題解決に対して積極的に取り組み、当社が目指す「企業価値の最大化」に貢献して参る所存でございます。
私自身、事業本部長として、既存および新規顧客の皆様から頂く「多様なニーズ」に柔軟に対応し、更なる「需要の拡大」に率先して努めて参る所存です。
皆様には、当社の目指す方向性にご賛同いただき、より多くの成果を得られるよう、ご支援とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 谷口太
私の使命・業務プロセスの改善
私の使命は、この会社が永続的に成長していく為に、生産・物流の立場から会社の業務プロセスをより良くしていくことです。今、急いで取り組まなければならない課題は、私が過去に経験してきた「カイゼン」のスキルを活かし、品質事故を無くすことです。
事故が続けば、お客様の信頼・御注文を失うだけでなく、社内においても、事故に対する責任問題、検品・やり直し作業などにより、仕事が増えて、かつ、雰囲気も悪くなるだけです。今、私達は、その悪循環を断ち切らなければなりません。
その為に、私達がやるべきことは、「凡事徹底」の実践。その為には、次の3つが必要です。
各業務のプロセスを整える、それを確実に実行する、そして、お客様に期日通りに商品を発送する結果です。プロセスを整えるというのは、「凡事」を具体化し、誰にでも分かる・説明出来る分かりやすい仕事の進め方を整えることです。しっかり、教育訓練を行い、プロセス通りに業務が進行出来るようにしましょう。また、プロセスに不具合や改善すべきことがあれば、検証の上、必要に応じて改めることも必要です。適切なプロセスの下、それをしっかりと実行出来れば、おのずと結果は出てくるものです。最後に、お客様に結果をアピール出来るように、結果を確認し、納期遵守率などの指標として実績を残しましょう。その積み重ねが社内では、私たちの自信と誇りに、お客様からは、信頼度の向上につながります。
生産管理統括部 副部長 堀越 浩敬
「正確性・正当性・継続性」の追求
この度の組織改革により、私の役割は会社の中枢を担う「総務部と経営企画室」の担当役員として、予実管理を担当する事になりました。各事業部が立てた予算(数値目標)⇔実績を比較し、その達成状況を管理する。その前提として「予実管理」を徹底し利益追求にシフトさせて頂きます。「人件費・材料費・運賃」など、それらを管理出来るのが「基幹システムHICOS」です。各部署が取り扱う製造原価などの数値を「HICOS」のメニューに沿った 入力の「正確性・正当性・継続性」を確実に行って頂くためには、社員おひとり おひとりの意識が、とても大切です。私もその一人としてご協力させて頂きます。
何かとお世話になりますが、宜しくお願いします。
取締役 加藤ゆうこ