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試練は進化への道筋「企業再生3」

情報の共有化と意識の統一
身構えること・覚悟を決めること

営業部6月~闘争「営業推進ミーティング」の成果

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

昨年来、過去に経験の無い「価格競争」に苛まされてきた営業部に、大きな転機が生まれつつある。HPのリニューアルによって顧客への訴求力が徐々に上昇している。

会社概要やサービス内容など表面的な部分だけで無く、経営者と従業員らの人的なパワーを表現するため、コンテンツ(情報の内容)に工夫を凝らした。

そしてテレアポによって新規受注にも予想以上の成果を上げる結果と繋がっている。今年に入って「営業推進ミーティング」を開催、月次と来期(翌月)の売上目標を明確にする事によって「見える化」に成功・新規投入した営業担当者も業務課やCS管理課を経験し、いよいよ実働部隊として稼動する事になった。

物流ニッポン

「守りから攻めへ」の大きな転換期に・・・そんな折に、物流ニッポン(5月27日付)の企業再生の欄に、弊社の実情について掲載された。

試練は進化への道筋 顧客重視、「老舗の優位性」プラスという見出し、平成9年から今日に至るまでの経緯について克明に記してある。

それらの記事は、私達に大きな励みとなって「再生から進化そして繁栄への道筋」に光を与えていただいた。それらも含めて「情報の共有化」が、企業活動や営業推進に欠かせないものとなっている。

さらに、「意思の統一」にも必須条件として大きな役割を果たしていただいた。

ますます複雑多岐に・刻一刻と変化する経営環境に適時的便に対応するためにも「情報の共有化」を図っていきたい。

ご協力をよろしくお願いいたします。

身構えること・覚悟を決めること

最近の新聞報道に「言葉が軽い」という記事が踊っておりますが、私は「言ったらやる」ということを言い続けて今日まで走ってまいりました。

事務所移設について「新・事務所は新社屋の3階に」期日は7月20日に決定と本日の全体朝礼で発表させていただきました。

私自身、この構想は三年前から暖めてきたことでもありました。事あるごとに幹部にはお話をさせていただいておりましたが、いよいよ社員の皆さんにもお伝えする環境が整いましたので、詳細について明示するに至りました。

  1. 新規の営業活動に対応させるため…物流倉庫の整備&3PLへシフトする
  2. 現状の業態(ラック)に対応するため…保管機能の整備と流通スペースの効率化
  3. 眼に見えない経費抑制への手立て…新・5S活動から導き出したロスの解消

直近の業績には、決して満足しておりませんが、需要の拡大や経費削減を声高に発している以上それらへの手立てに躊躇しているわけには行きません。

大口ロットの受注を見据えて身構えておくことが重要であり、一過性の経費は需要の拡大と経費削減によって必ずや善処できると覚悟を決めさせていただきました。

新規需要も3PL事業の本質を理解し一生懸命努力した結果、それなりに手ごたえを感じるところまで、たどり着くことが出来ました。

いよいよ「試練は進化への道筋」事業継承への道筋を明確にしながら、1997年創業者(先代)から引き継いだP&DヒロサワのDNAである顧客重視の概念をさらに鮮明にしつつ、新しい時代への一歩としていきたいと決意しております。

今後とも、社員の皆様のご支援ご協力をくれぐれもよろしくお願いいたします。

「準備の大切さ」について、豊田喜一郎氏の有名な言葉がある。喜一朗氏は、1950年、大争議の責任をとって辞任したとき、こう言った。

「このような一生のうちに一度か二度しかこないような命取りの時代を乗り切るために、われわれは、日頃から心がけて長い間かかって準備をしなくてはならない。

そして、このような難関を突破してこそ、初めて会社は順調な時代に大いなる発展が出来るのである」

(トヨタ流「打たれ強い社員」の育て方 より)

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