いよいよ「事務所機能」が本格稼働
すべての機能に「安心・安全」を付加
働きやすい職場構築に全員参加を!
セキュリティー機能の設備
「個人情報保護法」の浸透により、多くのお得意様の視点が大きく変りました。
それらを踏まえて、第三者機関からのPマークの付与許諾がなされ、それ以後、社内の「個人情報」を大分類し、その都度コンサルタントを招聘し勉強会を行ってきました。
「①総務的な対応・②発送業務に関わる案件・③保管業務に関わる案件」などについての対応等、直接・間接を問わず緊張感を持って対応してまいりましたが、第三者的な立場から「事務所棟と生産管理棟」との間に若干ではあるが情報管理の面での課題が浮き彫りにされてきました。
基本理念に齟齬が出ている訳ではありませんが、情報を「総体管理・ブロック管理・個別管理」という括りから見れば、生産管理における拠点(業務棟)全般にセキュリティー機能が不足している事が判明。
事務管理部門は積極的に対応されており特段の問題は発生しておりませんので、これらの機能をコラボさせる事で更なる「顧客満足」に繋げていきたい。
今回の事務所移設には、背景として「新規需要への対応(3PL)」が大きな課題となっておりますが、それらを支えているのが「個人情報保護法に基づく教育とそれに付随するセキュリティー機能の整備」にあると捉えたからでもあります。
入退室管理について
個人情報の管理は、本来「性善説で対応すべき案件」として捉えて行きたいと常々考えてきましたが、過去の情報漏えいの事故等を分析すると、企業として身構えておくことが大切であること。
そして、それらを管理するためには、それなりの管理システムが必要であるとの判断から、社員全員が「IDカード」を所持、入退出管理にご協力いただく事に致しました。
まず、われわれ社員が「情報管理の主体者」たる自覚にたって対応して行きたい。ついては、セキュリティー管理会社(保守管理)との契約についても、全社的な視点に立って諸機能の設置をお願いいたしました。
入退出時はもとより、その他の所要における入出館についても、「IDカード」によって管理されるようになります。
CS管理課への入退出も同じように管理されるような機能を付加いたしました。旧来よりも若干わずらわしくなりますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
私達社員の入退出管理は「徹底力の強化」によって特段不具合は発生し無いと考えておりますが、第三者(業者やお得意様)が来社されるときに、私達のソフトサービスが問われる事になります。
「IDカード」をお持ちになっていないわけですから、社員である私達が速やかに対応する事が、大変重要になります。
あまりお待たせしないような工夫も必要になると思います。
平成22年7月20日には、本格稼動する事になりますので、それまでには各々の部署で認識を共有し、ご来社される方達のご迷惑にならないようにしておきましょう。
事務所機能は大きく進化します
今回の事務所移設によって、CS管理部と業務部の情報の共有の在り方が大きく進化します。
距離的に近くなるということだけではありません。
CS管理課の皆さんは、自分自身のパソコンから業務部の生産管理の実態をリアルに覗けるようになるということです。
各ラインに高性能なカメラが設置され、そのカメラを通じて「生産ライン」の実態が、手に取るように把握できるシステムを導入するということです。
さらに、その情報は営業部が使っている「モバイルPC」によって、商談中にも対応が可能になります。これらの機会を通じて「顧客満足」の概念をさらに拡大していきたいと考えております。
旧来は、社内の情報として、危機管理や生産管理などに使用してまいりましたが、更に「情報の共有化」と「安心・安全」について、職場の全ての情報をリアルにお得意様にも提供できるようにしていきたい。
20数年前に設置したモニターもかなり老朽化しておりましたので、この度の事務所移設をきっかけに、管理機能の充実と併せて新規顧客への訴求力を更に高めていきたいと考えております。
CS管理課は、営業担当を常にサポートします
CS管理課は、既存・新規を問わず営業担当を通じて受注された情報や商品発送全般についてサポート致しておりますが、今後は更に進化いたします。
受注された後の「収益管理」にまで、言及いたしてまいります。
最近の受注における状態は、採算ベースぎりぎりのところで戦っておりますが、それらの対応がひとつ間違えれば、とんでもない赤字体質に瀕する状況でもありますので、それらを踏まえた管理機能およびチェック機能をCS管理課内に付加いたしました。
課長中心に、経営者感覚を身に付けていただくことと同時に、顧客満足への仕掛けについて学んで頂きたいと思います。
乞うご期待!
「われわれのやる事は、メンタルな部分が非常に大きな影響を及ぼす。仕事でも同じ事で、精神的にまいると、今までやれたことがやれなくなってしまう。
「打たれ強い社員」の作り方より
逆に、『やれるんだ』と思うと、何とかやれてしまう。そんな事は出来ないと思うと、やれることすら出来ない事になるのではないだろうか」