agenda V 50th 検討課題の明確化
進化の先を確実にするために、さらなる深化を!
人事考課制度に「人間力」についてコメント
さあ~45周年を大いに盛り上げよう
今回はじめて、人事考課表に「人間力」についてコメントしていただく事にしました。人間力について、各界の識者の多くは「コミニュケーション能力・生きる力」と言うように、定義を明確にせず幅広な捉え方をしております。
日本の将来を担う若者に、経済界の大御所が「人間力」をテーマに会議体を創設、若者に議論の場を提供いたしております。
私も同感であり「将来を託す若者」に事業承継を期待する事は、ごくごく当たり前であり自然な行動と受け止めております。
弊社においても、30~40代の管理職を中心に組織を構築致しました。
私は、企業文化を「時代の変化」に即応できる環境に整えていきたいと考え、この度の人事考課制度を実施するに当たり、各社員の心意気や課題について、胸襟を開いて申し述べていただく事に致しました。
また、管理職会議のテーマも「独立収支経営システム」を基本的考えとして「HIC21」と言う名称で成果を上げてまいりましたが、更に企業マインドや各種システムを深化させるために、会議体のネーミングを公募し57通の中から「agenda V 50th」を選ばせていただきました。
agendaは、Vロードへの架け橋
「検討課題」を明確にしつつ、各種システムの形骸化を防止し裾野を広げるために深堀をして行こう。
そして「総体管理・ブロック管理」から「個別管理」へ、検討課題(個人の課題・組織の課題・企業の課題)をより具体的に提示していただき、職場に横たわっている問題点の「見える化」を図り、相対的な進化から「より具体的な深化へ」をテーマに、社員の皆さんにも大いに参加していただきたい。
より強固で人間力豊な組織に変貌させ、創業50周年に向けて「agenda V 50th」を合言葉に、他者の追従を許さない・そしておおいなるVロードをめざしてまっしぐらに進んでいこう。
それらを確実にしていくための合言葉は、「すぐやる 必ずやる 出来るまでやる」さらに「妥協を許さない」と言う覚悟が求められているのではないでしょうか?
変化への対応は基本の徹底
最近、弊社の入札価格が異常なほど低下しつつある。いわゆる「デフレスパイラル」というマインドが、この業界にも侵食してきている感が否めない。
他方日本のサービス産業・とりわけ「外食産業」や「家電や衣料品や食料品」などが際立っております。CMやチラシなど他社よりも、一円でも安くを謳い文句に集客力や訴求力アップに努力している。
それらの舞台はデパート業界にまで波及し、ファストファッションが売り場のシェアーを大きく伸ばしており、その大きな要因は、「made in China」がキーワードに。(ネット通販が主流になりつつあることも見逃せない)いわゆる「製造原価」を徹底して削減・デザインやブランド力で顧客ニーズに迫り、消費者の感覚を取り込みながら「フィット感」を重視、限界に挑戦している。
私は、「変化への対応は基本の徹底」に共感しつつ、経営の原論の一つとして多用してまいりましたが、デフレ克服法としてさらに次のテーマを付け加えさせていただく事にいたします。
利益は効率を示すモノサシだ!
イトーヨーカ堂の収益力の強さは有名である。その大きな要因は「単品管理」が徹底して
いるからだ。膨大な商品群なのに「単品」のコスト、売れ行きをくまなくチェックする。そこで伊藤氏は力説する。
「利益というものは、われわれの仕事の段取りが良かったと言う事で、効率を示すモノサシになる事を忘れてはならない」と。
営業本部は、成長戦略として新規顧客に対して積極的に提案営業を継続しておりますが、一つ一つ一枚一枚の「作業指示書」に収益の原点があるという事を肝に銘じて対応する事、その行為を常態化し「agenda V 50th」への架け橋にして行こう。