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BHAG「困難で大胆な目標設定」

次の10年に、標準を合わせよう
装置集約型からプレミアム企業へ

伝統とは、古に今を重ねて行う創造である

代表取締役 廣澤 三夫
代表取締役 廣澤 三夫

私が、岡山県備前市に出向いた時の出来事 灰皿や湯飲み茶碗や花瓶がやたらと気になり「備前焼の本質は何ですか?」と云う問いに「伝統とは、古に今を重ねて行う創造である」と云う答えが返ってきた。

「倶材や焼き方は同じでも、色や形などは今風に創造していく事が最も重要だと考えております」あれから20数年の歳月が経過しますが、時代は大きく変わりました

。私は、その当時「労働集約型から装置集約型へ」をうたい文句に、大きな変革を遂げさせて頂きました。しかし、今ではその事は当たり前、次の変革が求められる時代になりました。

私的な感覚ですが、多くのお得意様は、私達の提案に「更なる高付加価値」を求めておられると思います。

大手コンビニが誕生してから40年が経過するそうですが、社会に認知され「無くてはならないお店」にまで成長し、今なお私達の想像を超えるスピードで進化を続けております。

大手コンビニのトップリーダーは「こだわれ、常に挑戦だ」と檄を飛ばしているようですが、私達も創業50周年の佳節を迎え、来期はいよいよ「次の10年へのスタートの年」になると心躍らせております。

高付加価値の商品を提供できる企業へ進化

また、前出の大手コンビニのトップリーダーは、「少子高齢化は、チャンスだ」「時代の変化はプラス」とも・・・私達に当てはめて見れば「アナログからデジタル化は、大いなるチャンス」と捉え、正に労働集約型から装置集約型へ、そして「高付加価値の商品を提供できる企業へ」と進化する絶好の機会と認識していきたい。

既に、其の環境は整いました。大変にありがたい事であり、弊社にとって歴史的な事ではないかと考えております。

「伝統とは、古に今を重ねて行う創造である」そう認識した当時が懐かしい。

さて、私達が多様な顧客ニーズに呼応する付加価値の高い商品を提供していく為には、それなりの覚悟と条件を満たして行かなければなりません。

今般の「業務棚卸」を通じて再認識できた事は、有為な人材と多くのノウハウを活かしきれていないという事。

折角の生産ラインや基幹システムが活用されずに「宝の持ち腐れ」的な感が、管理職の中に蔓延していた事など等、さまざまな事が議論されております。

今後は、それらを踏まえて「新生P&Dヒロサワ」が目指す「もっといい会社を創ろう+貢献力」へと繋げて行こうとの気概や覚悟が、参加者全体に漲ってきたとの報告を受けております。

私は、この機会を通じて「経営の効率化&売上総利益の適正化」など、多くの課題に敢然と戦うモチベーションアップに大いに役に立った「業務棚卸」ではなかったかと安堵致しております。

「言ったらやるという気概と俺に任せろという覚悟」

事を進めるにあたって重要な事は、中心者の思いや時代背景、そしてその環境を共有できる組織、なかんずくその考えが、全社的に納得感が担保できるビジョンである事が大切だと思います。

弊社の社是として「あなたの会社の発送部として貢献いたします・豊かな生活の基礎と
なる職場を構築いたします・社会に貢献できる企業づくりを目指します」が、大きなテーマになっておりますが、このテーマも創立30周年の佳節(新社屋竣工式)に、私が多くの列席者の前でお約束をさせて頂きました。

おかげ様で、お得意様はもとより社員の皆さんにも受け入れられ、日々の会話の中で三項目が発せられる迄に定着いたしました。

今こそ、真のリーダーの「言ったらやるという気概と俺に任せろという覚悟」が求められております。今回の「業務棚卸」を通じて、我こそはと自覚された皆さんが「時代を変え・流れを変える勇者」でありプレミアム企業を目指すトップであると確信致しております。

「一人立て、二人三人100人は必ず続くであろう」組織とはそういうものです。

若い皆さんは、大いに夢を語り、自信を持って対処して頂きたいと願うばかりです。

今年も残すところあと一カ月、風邪などひかず無事故でいきましょう。

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