最後の一打 宮里優作初優勝
尾崎直道と奈良正雄の名場面やジャンボ尾崎 青木功 中島常幸 丸山茂樹などプロゴルファーが
競うトーナメントに、また一つ名場面が生まれた「第50回日本シリーズJTカップ」最終日最後の一打

東京よみうりCCで行われた「第50回の記念大会」最終日最終ホールでドラマが生まれた
宮里優作は、宮里藍ちゃんのお兄ちゃんとして11年間、苦渋のプロ生活を送ってきた好青年だが
この度のメジャー大会優勝で一躍時の人として注目を浴びている 「親父も藍ちゃんも号泣した」



前日まで、17~8℃あったお天気は、最終日セーターやジャンパーに身を包む選手が多かった程
グリーンは〆まり、パットで悩む選手が多い ムービングサタディーとは大違い ボギーを連発した
結局、前日コースレコードタイの61で回った山下選手も大崩れ 藤田選手も浮上せず通算3アンダー
中国の呉阿順も 上がり3ホールで失速 谷原も追い上げたが届かず 優作は最終「ダボ」でも優勝?

しかし、最終18番ホール 227y ショートホール 普段でも難しい名物ホール ワンオンは大変厳しい
私も、経験がありますが「ドライバーでティーショット」優作と同じ左のラフへ そこから三打のボギー
アプローチが難しい事は、素人の私達でも承知している グリーンの傾斜 ピンが手前にあるので・・
緊張のあまり「トップ気味」に入ってしまった ボールはグリーンオーバー反対側のラフまで転がった
テレビ観戦している全国のゴルフファンは、かたずを呑んだに違いない 解説者も「・・・」「・・・」「・・・」
宮里優作は何かを持っているのか・・・私達の心配をよそにどでかいことをやってのけた



青木も丸山も牧野も・・・・アナウンサーも・・・・観客もどよめく状況の中 優作のアプローチが放たれ
ピン筋に高く上がったボールは、左傾斜をゆっくりゆっくり転がり始めた 「入った 入った 奇跡が?」
ダブルボギーを覚悟していた優作は、ガッツポーズの後キャディーと抱き合い・・そして膝から崩れた


私の目にうっすらと涙がにじんだ 解説者の青木や丸山も「言葉に詰まった・・・」「涙が出てきた・・・」
感動が生まれた 観客も抱き合って喜ぶ者 放心状態の者 拍手を忘れて顔を見合わせるものなど

そして、カメラは藍ちゃんやお父さんを・・・そして奥さんと娘たちへと・・・歓喜の抱擁が、画面一杯に
こんなドラマが、目の前で起こるとは想定もしていなかったので 「お母さん凄いね 感動した」「うん」
ビデオテープで見ている事を忘れ「第50回日本シリーズJTカップ」に見入った最終日のドラマでした
「僕の目が腫れていたら、優作さんのせいです・・・」
参加資格のなかった石川遼君のコメントがすべてを言い当てています
松山英樹が故障で不参加だったのは残念でした
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平成24年10月17日第五回MY池袋会で
優勝した時のカップ

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