突然のプレゼント

平成23年3月11日、3時過ぎ 突然大きな地震に見舞われた

この度、大腸ポリープの摘出手術を3月8日に行い、結果二泊三日の入院を
することになった。本来は、翌日のゴルフコンペに参加する筈だったのだが、
キャンセルをすることになり、コンペの主催者が突然会社にお見舞いに・・
私は、大変恐縮しながら「術中の説明」をしている所に、ぐらくらっと・・
その時、署長と担当者はあまりにもゆれが凄い為に、一瞬とまどいながら
応接室から飛び出した。私も職場の様子をうかがいに・・・飛び出した。

機械は揺れる・事務所のキャビネットは危く倒れそう、それを抑えようと
した時「社長 危ないです 止めて下さい・・・」そんな声に我に返った。
その時、署から電話が入り「署長おりますか?」「すぐ帰るように・・・」

テレビをつけて二度ビックリ、東北地方は大きな津波に街が飲み込まれ
街の人たちは右往左往・早速、田舎の実家と姉のところに電話を掛ける

屋根瓦が落ち、塀が倒れ、壁が落ちた。人身事故には至らずホッとした。 

そして一週間が過ぎた。

今は、福島原発の「放射能漏れ」に、日本中が揺れに揺れている。
また、スーパーやデパートには米がない、食料品がない、水がないetc
そしてガソリンスタンドには「ガソリンも軽油も灯油もない」

そんな折、浮間のお米屋さんに「ご主人 何とかお米のお手配は出来ませんか?」
「業務に働いているお母さんたちが、繁忙期で買い物にいけず困っているので。」

「取り急ぎ、20袋ほどお願いできませんか?」「努力してみます。」

そのお米が、今日事務所に届けられた。予期せぬことに、家内もビックリ

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お米屋さんが・・・「申し訳ございません 10袋で勘弁してください!」

早速 職場のお母さんたち20数名の中から抽選で分けさせていただいた。
頂いた方は、異口同音に・・「助かりました、本当に助かりました・・」

被災された地方の皆さん、寒さと食料やガソリンや薬が無くて大変お困り
だと思いますが、ここは辛抱のしどころ、ぜひ頑張っていただきたい。

東京の主婦たちも 「困った・・・」「困った・・・」「お米が無くて」
そんな中で生まれた、ささやかなエピソードを紹介させていただきました。

お米屋さんの気ずかいに、職場が沸いた。感謝・感謝です!