演芸(落語)の持つ力
毎年行われる「NHK新人演芸大賞」(平成23年度 落語部門)を選ぶ模様がテレビで放映された
昨年もビデオに収め、それを「たま~に」見る機会を作って楽しんでいる「いつ見ても結構いける」
出場するにはそれなりのルールがあり、誰でもという訳にはいかない 予選会には82名が参加し・・・
その中から選ばれた5名が本戦に出場、一人が「大賞の栄誉」にあずかり歴史に長く刻まれる事になる
各々が持ち味を発揮したワンショット
夫婦で年に4~5回は池袋演芸場に足を運び3~4時間を「落語・漫才・曲芸・紙きり・講談・漫談」など
しばし、笑いに興ずる時がある・・私の好みは「竹武蔵 権太郎 小遊三 喬太郎 小朝 三枝」その他
今は亡き名人と言われた「文楽や円生・小さん 枝雀」中でも綴り方教室で一世を風靡した柳亭痴楽は
新作の演者としては、稀代の語り部ではなかったでしょうか?
新作の演者としては、稀代の語り部ではなかったでしょうか?
最近の演者は、落語であれ漫才であれ、回転(テンポ)の速い語り口が受けているようですが・・・
地方公演では、お年寄りが多い その場合はかなりゆっくりした口調でないと・・受けが悪いそうです
年代や土地柄によって、自在に演目を変えて楽しませてくれるのも真打の「腕の見せ所」寄席も同様
若い二つ目には「当意即妙」大先輩のようには中々・・そこに伝統芸の深さと難しさがあるのでしょう
若い二つ目には「当意即妙」大先輩のようには中々・・そこに伝統芸の深さと難しさがあるのでしょう
今回の新人演芸大賞に輝いたのは,桂まん我の[三十石」に決定した 三度目の挑戦で射止めた大賞
身振り手振りも大きく、登場人物の描写もかなり臨場感があって判り易い 11分間 額に汗びつしょり
審査員5名中 4名の評価を頂いた 惜しかったのは、桂ひろばの「動物園」リアリテ-があって良かった
審査員5名中 4名の評価を頂いた 惜しかったのは、桂ひろばの「動物園」リアリテ-があって良かった
いずれにしても「老・壮・青」落語に関わる真打達も、大変な競争の中で「人間力」を磨いている
私も「若手の営業マン」との違いを明確にするための勉強に、度々「池袋演芸場」に通っている・・・
その違いに気ずかされた事は・・・
若手の二つ目は「古典を覚え それを間違えないように語り その事で汗をかく・・・」
それなりの真打は「余裕を持って 古典を語り お客さんを楽しませる術を身につけている・・・」
本当の真打は「お客さんに合わせて 古典を語り お客さんを古典の世界に引き寄せる術を・・・」
それなりの真打は「余裕を持って 古典を語り お客さんを楽しませる術を身につけている・・・」
本当の真打は「お客さんに合わせて 古典を語り お客さんを古典の世界に引き寄せる術を・・・」
誰もが?・・名代の師匠について数年 身の回りの世話から、前座 二つ目 多くの志願者は・・・
選ばれた方達だけが、真打として高座に立ち 私達を楽しませてくれる資格を有する事になる
選ばれた方達だけが、真打として高座に立ち 私達を楽しませてくれる資格を有する事になる
歴史の重さを認識し「日々精進した者にだけ与えられる 真打の称号」
そのご褒美として「お客様の笑いと拍手を頂く特権が与えられる・・・」
そのご褒美として「お客様の笑いと拍手を頂く特権が与えられる・・・」
私達も「老舗の優位性」を如何なく発揮するためにも日々の精進を・・・
そして、お得意先様からの「ありがとう」のお褒めと惜しみない拍手を・・・
そして、お得意先様からの「ありがとう」のお褒めと惜しみない拍手を・・・
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