塩屋崎灯台に建つ・みだれ髪の碑
あけましておめでとうございます
今年のお年賀に書きずらい挨拶?
その気持ちを「払拭したい」そんな気持ちで塩屋崎に出かけた
危機一髪 『みだれ髪』 の碑は残った
太平洋を臨む塩屋崎灯台 観光地に建てられた記念碑 道路を越えて津波が押し寄せて来た
その被害にあった 村の家並みや学校 体育館 道路も陥没した
ボランティアの協力で、村の瓦礫はほとんどが整理されていた
その瓦礫は 「被災した校庭に高々と積み上げられていた」
私自身、テレビや新聞で「被災地の様子」を連想していたが、現場はもっとすごい 酷い 怖い
長く売店を経営している鈴木社長とも会話をさせていただいたが、「兎に角がんばらなきゃ・・・」
3.11 当日の写真・数10枚を指差し、津波の怖さを紹介しながら、
目を真っ赤にして、私達に訴えてくる 生きる事に必死だ・・・
私達は、美空ひばりに守られた 「これから恩返しをしなくては?」
そう言いながら、目を伏せる
私達が尋ねたのは、平成12年1月1日 午後1時過ぎだった
「店は残ったが、自宅は津波に流され全壊なんです・・・」
「この店は、美空ひばりに守られたのよ・・・」 碑の前でグッズを売っているお店のお母さん
最盛期には、大型バスが「みだれ髪の碑」を見学に 7~8台は立ち寄ったそうです
福島県いわき市・塩屋崎灯台 被災の様子が新聞に掲載される事も無く 「風化が怖い」
鈴木社長も店を開く事に躊躇したが 「このままでは、忘れ去られてしまう・・・」
そんな思いで、11月1日から店を開けて「お見えになる方に被災の様子を知っていただきたい」
その思いは、地方紙にも紹介された(11/3付) 「鈴木社長がんばってください」「ありがとう・・・」
この現実に、私も何とか貢献したい どんな些細な事でもいい 何かを協力したい
こんな思いで、塩屋崎を後にした
ちなみに「紅白歌合戦」で嵐が使用した「ピアノ」は、この地域の学校の体育館で被災したピアノ
被災したピアノは、町の楽器店の調律師に修理していただき、見事に生き返ったそうです
今年は、辰年・昇龍の如く 「強く 明るく 元気に」を合言葉に、
小さな力を足して大きな力に、会社上げて大いに盛り上げていこう!
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