風たちぬ 宮崎駿の世界
世界的な人気を博した評判の映画 「風たちぬ」を見に、9/21池袋の映画館に出かけた
節っちゃんもまーちゃんも二回目 折角の機会なので、私に付き合ってくれた
とにかく腹が減っては戦にならないので、チケットを買ってから 「ラーメン日高」で腹ごしらえ
12:15の開演を楽しみに 6階にある劇場へ 「結構混んでいるね・・・」「最後の作品になるかも」
上映開始 いきなり背景画が・・ファンタジックな田園風景に感動
「田舎の風景にそっくり・・・」「いいね・・」 空も雲も、畑も山も・・・
ジブリといわれる宮崎監督率いるスタッフの生きづかいが伝わってくる
暫らくして 「夏の蚊帳が懐かしいね・・・」「のどかだね・・・」
「表現がソフトで軟らかいのが良い」
関東大震災の場面に・・・一瞬 唖然とする?
「漫画チックでも 臨場感があって 凄いね」「逃げ惑う雰囲気が・・・・」
私達が経験していない昭和初期の様子がよく描かれていて、ある意味懐かしい気分にもさせられた
物語は、夢多い少年の恋と飛行機にかける思いをベースに、堀越二郎の人生が展開されていく中で
心血を注いで開発した飛行機が、戦争に巻き込まれていく 私達見ているものにその心情がビシビシ
伝わってくる 「涙が・・・」 宮崎駿監督の思いは、多分そこにあったのかも・・・「十分伝わってきたね」
ちなみに「風たちぬ」は、飛行機が風を切っていく様
時代的に「生きねば」に監督の思いや意図があるのかも
実は、NHKで「堀越二郎」についての特集番組が9/20に放送された
映画「風たちぬ」の中で、表現し切れなかった戦闘機開発までの経緯を、
TVで情報収集されていたので、それをしっかり確認する機会にもなった
「堀越二郎の生き様」に、肺結核で苦しんだ彼女なおこの存在が大きい
紙飛行機に思いを乗せて、なおこに贈るメッセージがなおこの心に届く
その当時の日本は、まだまだ大震災の後遺症に苦しみ奮闘している最中
海外留学を果たし、大きな夢の実現のためにがんばった「堀越二郎」青年
その後の日本の進路にまで、大きな影響を与えた戦闘機の開発が
今脚光を浴びているのも、平和な日本を象徴しているのかも・・・
内向きな我々に・・・活を入れようとしているのか 考えさせられる
上映が終わり、席を立つときの空気感が、ちょっと重かったのはなぜだろう?
ジブリ映画の奥に潜んでいるメッセージに、何か違和感を感じたのかな・・・
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